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二百三、最後の希望 ページ3

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頭の中は文字通り真っ白だった


でもその間にもメインの私を置いて話は進む



朋「思ったのです…河上万斉といえば鬼兵隊…私も聞いたことがあります。そこと手を組んで…殺したんじゃないかって」

晶「確かに夜は部屋に居たし…それならAにも出来るわね…」

近「朋ちゃん…河上万斉と話してたっていうのに間違いはないんだね?」

朋「そんなの間違えるはずがありません!!!聞こえてきた時にそれはもう驚いて、心臓が止まるかと思いましたし!………近藤さんは私のことを信じてはくれないのですね…?」

近「い、いや!そうじゃないんだ!確認だよ!」



なんだか、まだ信じ固くてねぇ


そういう近藤さんは次に私を見る



近「俺は…Aじゃねえって信じてやりてぇんだが………」

沖「でも、それならこの証拠はどう説明するんですかィ。偽物っていったってAさんの部屋から出たんでさァ。言い逃れ出来やせんよ」

近「でも……でも…」



近藤さんの人の良さが身に染みてわかる


けど、こんな逆境の私を信じてくれようとするのを感じる度に胸が痛い


消えそうな声でなんとか言葉を紡いだ



「通り魔なんてしていないし、鬼兵隊と繋がってなんかいない。携帯見たいなら見ればいい。………もっとも、“消したんだろう”って言われてオシマイなんだろうけど」



少し震えた、自分史上最高に弱い声


反論しようにも出来ないことが悔しい



「取り調べもすればいい。けど私は“やってない”としか言えない。やってもないことを白状なんて出来ないから」



そう言って土方さんを見て、少し口角を上げてみせる



「………また(・・)、私に手錠をかける?」



このままだと、良くて切腹、悪くて拷問の末の処刑だろうか


どちらにしろ弁明の余地はないだろう



土「………お前に聞きてェことがある」



少し予想外なことを口にした

二百四、痛み→←二百二、無実の証明



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設定タグ:銀魂 , 真選組 , 土方十四郎   
作品ジャンル:アニメ
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紗夜(プロフ) - 続きが読みたいです、更新待ってます (3月4日 13時) (レス) @page31 id: da0a6c0476 (このIDを非表示/違反報告)
ユコ(プロフ) - サクラさん» 返信が大変遅くなってしまい申し訳ないですが、まずは感想ありがとうございます!更新します詐欺常習犯ですが、今年中に続きを書き進めたいとは思っているので、もう暫くお待ちください、、、! (2020年12月21日 1時) (レス) id: cf63eb9bb2 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - 作品終わっちゃってるけどめっちゃ面白いし感動します!続きが見たくて見たくて仕方ありません、、。更新まってます。。。。 (2020年3月11日 18時) (レス) id: 319352fe0b (このIDを非表示/違反報告)
ユコ(プロフ) - 雪月花のとびうおさん» 初めまして。返信が遅れてごめんなさい。ほんとですか!泣いていただけて嬉しいです!亀更新ですが頑張りますのでこれからもよろしくお願いします(。・ω・。) (2019年12月11日 22時) (レス) id: d899cb3249 (このIDを非表示/違反報告)
雪月花のとびうお(プロフ) - 突然ですみません、初めまして。こちらの作品を見付け、一気に読んでしまいました!!とても面白いです!!最新更新の辺りの話、泣いてしまいました…。更新、心よりお待ちしております…!! (2019年12月7日 22時) (レス) id: b36649e14a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユコ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/oorsayui/  
作成日時:2019年10月3日 1時

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