第59話 ページ10
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何故か気持ちが落ち込む。
私は十四郎に何を期待していたのだろう。
兄と一緒にいたい自分と、十四郎とこれからも真選組に居たい自分。
私はどちらが幸せなのか分からない。
気が乗らないままトロトロ荷物をカバンに詰める。
「A!」
勢いよく襖が開くと、そこには総悟の姿があった。
沖田「何俺にも言わず辞めるなんて決めてんでィ」
A「·····すまない」
沖田「聞けば住む所遠いらしいじゃねェかィ。土方さんには言ったのか?」
A「··········十四郎も私がそうしたいならそうした方がいいって」
何故か総悟は大きくため息を着いた。
沖田「ならなんでAはそんな暗い顔してんでィ·····」
A「それは·····わからない」
沖田「まぁ、2人がそう言うなら俺は構わないですけどねィ。」
呆れたのか、総悟はそのまま部屋を後にした。
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結佳(プロフ) - 続き待ってます (2023年3月19日 1時) (レス) @page12 id: 3057047a96 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - めっちゃおもしろいです!!続き気になります (2019年10月12日 11時) (レス) id: 55e0709259 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さめ | 作成日時:2019年5月17日 21時