検索窓
今日:3 hit、昨日:3 hit、合計:86,687 hit

第137話〜さとみ君Said〜 ページ12

「ここが、本社?」

全「でかっ・・・」

  あれから、40分くらい。遂に本社についた。

  聞いたところによると、20階建てらしい。高くね?

あ「皆、隠れて。」

 「?」

  俺達は近くに茂みに隠れた。

あ「あの人たちが、聖のお父さんです。」

 「あれが・・・」

  顔こそ、あんまり見えなかったが、雰囲気がそうだった。

  聖のお父さんが会社に入ったのを確認して、俺達は茂みから出た。

り「怖そうだったね。」

る「はい。」

  この二人は怖がっていた。確かに怖そうだった。

こ「ねぇ?あの人は?」

な「誰だろうね?」

ジ「普通の社員ちゃうの?」

  見てみると、若い男性が歩いていた。一見普通に見えるが、SPが何人かついていた。

  その人が、こちらに歩いてきた。

な「ねぇ、これってやばいんじゃ・・・」

  俺達は逃げようとした。

?「聖さんのお友達ですか?」

  こいつ、俺達を知っている。

 「どちら様ですか?」

  俺は、少し低めの声で言った。こっちからは絶対に名乗らない。

直「桜木直人と申します。聖さん、清瀬聖さんの婚約者です。」

全「なっ!?」

  今、こいつ何て言った?聖の婚約者?こいつが?

直「さとみさんですよね?」

 「・・・」

  名前まで知ってやがる。どこまで知ってんだ?

直「大丈夫です、変なことはしませんから。」

 「・・・」

  そんなこと言われても、信用できるやついるのか?

 「聖は無事なんだろうな?」

直「邦彦さん、お義父様はそんな人ではありません。しかし、使えるものは全部使う。

  必要になった場合、力づくで奪う、という人ですが。」

  桜木直人?は少し、笑いながら言った。

 

第138話→←第136話〜夢主Said〜



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (108 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
519人がお気に入り
設定タグ:歌い手 , すとぷり , さとみ   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

瑞樹チロル(プロフ) - 莉咲さん» ありがとうございます! (2019年8月19日 18時) (レス) id: 0e9f5e74c5 (このIDを非表示/違反報告)
莉咲 - 最期すっっごく泣きました!ありがとうございました。 (2019年8月19日 17時) (レス) id: 9a4197b886 (このIDを非表示/違反報告)
瑞樹チロル(プロフ) - ぷりんちゃんさん» いえいえ、こちらこそ読んでいただきありがとうございます。 (2019年8月10日 20時) (レス) id: 0e9f5e74c5 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりんちゃん - 泣いたw←すごい楽しかったです!ありがとですw (2019年8月10日 14時) (レス) id: 51981cd5ed (このIDを非表示/違反報告)
瑞樹チロル(プロフ) - はるかさん» 新作のお気に入り登録ありがとうございます!頑張ります! (2019年7月27日 21時) (レス) id: 0e9f5e74c5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:瑞樹チロル | 作成日時:2019年7月22日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。