第９話 ページ10
さ「何か手伝う事ある？」
というさとみさんの一言で我に返る。
「じゃあ、これ切ってもらえますか？」
さ「了解！」
と、包丁を手に取り、鼻歌交じりでベーコンを切っていく。
安定した包丁さばきで安心し、私も自分の分に集中する。
さ「俺さ、律さんの初投稿曲めっちゃ好きなんだよね。」
「え・・・」
初投稿曲って二十歳の時だよ？６年前なんだけど。
さ「元気、もらえた。すっげーかっこよかったし。」
「そう、ですか。ありがとうございます。そう言ってもらえて嬉しいです。」
「「・・・」」
待って、私で会話終わらせちゃった系？え、ごめんなさい。
さ「ねぇ、タメ口でいいんだよ？一応、同い年なんだし。」
「いえ、憧れの方ですし。それに、雇い主ですから。」
さ「そっか、じゃあさ。さとみさんじゃなくて、呼び捨てにしてよ。」
そう来たか。推しを呼び捨てにするとか、大丈夫かな？
「あの、慣れるまで待ってください。すぐに、慣れると思うんですけどｗｗ」
さ「ＯＫ、じゃあ待ってるわｗｗ」
と、また鼻歌を歌いながら作業に戻った。惑星ループかな？
さ「ねぇ、やっぱさ・・・」
「はい？」
さとみさんは少し俯きながら言った。
さ「やっぱいいやｗｗ」
「何ですかそれ？ｗｗ」
言いかけるんかい！一番気になるやつじゃんｗｗ
さ「いつか言うよ。」
「深刻ですか？」
さ「いや〜、深刻と言っちゃ深刻なのかな？」
少し、俺が探してる人と似てるんだよね。と言った。
もしかして何て思ったけど、多分違うかな？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 284人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「すとぷり」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
にゃんこ - 最後まで読みたかったです、とても残念です。 (2020年6月14日 17時) (
レス) id: d0d3488705 (このIDを非表示/違反報告)
田中くん - あの、、めちゃめちゃ好きです!別な作品でもお邪魔させて頂いたのですが、、久しぶりに読んだらあああああってなってチロル様じゃん!ってなりました!さとみくん推しでしたよね。さとみくん落ち好きなのでじゃんじゃん素敵な作品お願いします!長文失礼しました (2019年9月22日 19時) (レス) id: a8e2d2bd4e (このIDを非表示/違反報告)
瑞樹チロル(プロフ) - マイさん» あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(訳、ありがとうございます！嬉しいです。嬉し過ぎて語彙力と脳みそが溶けました) (2019年8月19日 8時) (レス) id: 0e9f5e74c5 (このIDを非表示/違反報告)
マイ - あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(訳、好きです。語彙力と脳みそが溶けてなくなりました) (2019年8月19日 0時) (レス) id: eba5ae128f (このIDを非表示/違反報告)
瑞樹チロル(プロフ) - ぷりん丸さん» 感動していただいたみたいで嬉しいです。拙い文章ですが、宜しくお願いします。 (2019年8月5日 8時) (レス) id: 0e9f5e74c5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：瑞樹チロル | 作成日時：2019年7月15日 16時
