第1話 ページ2
私は週に6回入れているバイト帰り、普通に家に帰っていた。
私は、お父さん、お母さんと3人暮らし。
生まれつきオッドアイの私を愛してくれる、大好きな人たちだ。
けど、私は忌子と呼ばれ、両親は忌子を産んだ人間として嫌がらせされていた。
そんなことがあっても、愛してくれているのだ。
「ただいま。」
家のドアを開け、玄関に入るとやけに静かだった。
「父さん?母さん?」
そう呼んでも返答はなく、私は恐る恐るリビングのドアを開けた。
床には、黒のキャリーバック。少し大きめの箱。そして、天井には
「あ・・・」
両親がいた。
その真下には、白い封筒があった。
青葉へ。
あなたがバイトから帰ってきたときには、もう私たちはこの世にはいません。
突然ごめんなさい。やはり、辛いものは辛いですね。
あなたのことが大好きでした。これから頑張ってください。
それから、今日からの住むところですが。
シェアハウスを頼んでおきました。これから、男として生きてください。
眼帯の事には触れないで下さいと、頼んであります。
パソコンなどは、もう送ってあります。
そして、荷物の近くにある小さな箱の中には星を見れる機械が入っています。
本当にごめんなさい。
読み終わった私は、涙が出てこなかった。
どこかで、こうなる事が分かっていた自分がいたのかもしれない。
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にゃんこ - 最後まで読みたかったです、とても残念です。 (2020年6月14日 17時) (レス) id: d0d3488705 (このIDを非表示/違反報告)
田中くん - あの、、めちゃめちゃ好きです!別な作品でもお邪魔させて頂いたのですが、、久しぶりに読んだらあああああってなってチロル様じゃん!ってなりました!さとみくん推しでしたよね。さとみくん落ち好きなのでじゃんじゃん素敵な作品お願いします!長文失礼しました (2019年9月22日 19時) (レス) id: a8e2d2bd4e (このIDを非表示/違反報告)
瑞樹チロル(プロフ) - マイさん» あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(訳、ありがとうございます!嬉しいです。嬉し過ぎて語彙力と脳みそが溶けました) (2019年8月19日 8時) (レス) id: 0e9f5e74c5 (このIDを非表示/違反報告)
マイ - あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(訳、好きです。語彙力と脳みそが溶けてなくなりました) (2019年8月19日 0時) (レス) id: eba5ae128f (このIDを非表示/違反報告)
瑞樹チロル(プロフ) - ぷりん丸さん» 感動していただいたみたいで嬉しいです。拙い文章ですが、宜しくお願いします。 (2019年8月5日 8時) (レス) id: 0e9f5e74c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瑞樹チロル | 作成日時:2019年7月15日 16時