You're my only one! Ⅲ (ページ48)

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成「…皆が守る会結成する気持ち、わかった気がする」

桃「なんで！？」

成「自分と連絡先交換して、そんな嬉しそうに
　頬染められちゃうとさ…
　男は単純だから動揺して勘違いするよ？笑」

桃「そうなの？だって、嬉しいから…」

成「とにかく、交換したのは内緒。
　俺、まだ死にたくないから、ね？笑」

桃「うん、え？」

有「あー、もう！油断も隙も無い！
　凌くんと何してたの？」

桃「な、何もしてないです！お喋りしてただけ！」

山「あやしくない？」

成「ほんとですって！笑」

人差し指を口に当てて内緒と言った凌くんに
どきっとした。同じ言葉返したい。

でも、やっぱりこんな時でも考えるのは樹のこと。

同じ仕草を樹がしたらどうなるんだろう。

樹は今、何してるんだっけな。

この後、会えたりしないかな。

素直じゃない私は、そんなことすらっと言えない。

でも、皆が思ってるより、樹の事好きなんだよ。
たまには素直に伝えてみようか…

Aじゅり、

樹ん?A、仕事終わった?

A終わった、あのね

樹んー?

A今から会いに行っていい?樹が足りない。

Aじゅり?じゅーり!

Aおい、既読無視

樹ごめん、ちょっと悶えてた

樹いきなりAがぶっこんでくるから!

Aもういい

樹ごめん!ごめんね!?

樹A、俺もAが足りないから充電したい

A…迎えにきて

樹かしこまりました、A姫笑

何処に居たって、貴方が一番です。

だから、私ちゃんとケジメつけるよ。