・ ページ28
北「高地、今のなに…？」
高「北斗…えっと、今のって…？」
北「誤魔化してんじゃねぇよ。
何、阿部ちゃん選んでもって」
高「いや、あ」
北「言えよ」
SixTONESは全員A担ではあるんだけど、
その中で公言済みの強化A担が樹。
そして無自覚A担が大我。
で、この北斗は偽りA担…好きなのに、隠してる。
今だって、こんな泣きそうな顔で俺に問い詰める。
ねぇ、北斗。
北斗もその気持ち、無理に隠す必要ないんだよ？
ずっと一緒にやってきた。
そんなお前が、そんな顔してるの見てられないわ。
高「だから言ったじゃん、抱え込みすぎるなって」
北「…言えるかよ」
高「俺は言ってもいいと思うけど」
北「はっ！？」
北斗が信じられないこいつみたいな顔をするから、
ちょっとイラッとしたけど、務めて笑顔。
高「どうしても伝えたくなる想いって、
人間誰でもあると思うよ、俺。
それが通じるか通じないかは別として。
その事で弊害が起きる事はあるかもしれない。
でも、伝えないでさよならするよりいい。
北斗がそんな顔してんの、俺も辛いし」
北「高地…」
高「とはいえ、俺はAの幸せが最優先なんで。
時と場合によってはメンバーも切り捨てるよ？笑
Aが１番、メンバーは２番かな」
北「え、優しいのか冷たいのかどっち？
…でも、まぁ…ありがと」
”俺は今のままで十分だから”
北斗はそう言って、Aを追っていく。
何が十分だよ、この前泣いてたくせに。
高「はぁ…ほんと手のかかるメンバーばっか 苦笑」
それでも、俺はずっとこの７人でいたい。
もう誰一人かけてほしくない。
SixTONESが俺の居場所で、俺の夢になった。
お前らが何よりも大切なの…
なにもしてないように見せかけるけど。
全力でお前らを守るから。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 243人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ももじゅり | 作成日時：2020年10月17日 2時
