通知50 ページ4
〜章大side〜
母「A、学校で倒れたんだって。
悪いけど章大、迎えに行ってやってくれない？？タクシー代後で渡すから」
それは逆に俺が倒れるくらいの知らせで、
オカンとの話もそこそこに電話を切って乱暴にリュックに荷物詰め込んで職員室に走った。
章「せんせ！！妹が学校で倒れたって連絡入ったんで早退させてください！！！」
先生は妹は大丈夫なのかとか心配してくれたけど、
正直ちゃんと話も聞かんと適当に終わらせて今度は玄関に走った。
す「ぶわっ！あっぶな…ってヤス？どこ行くん」
章「うわっ、ごめん渋やん！A倒れた言うから帰る！！」
す「…は？？」
廊下の曲がり角で出会い頭にぶつかったすばるくんへの謝罪も適当に済ませて、
ダッシュでAの学校へ。
距離はそれほど離れていないから、全力で走ったら3分程度で着いた。
章「A！！大丈夫かぁ！？」
あ「え、お兄ちゃん？」
驚いて固まるAに近づいて様子を見るも、思っていたよりなんともなさそうで一安心。
オデコに手をやると熱いから、恐らく風邪なんやろう。
その後、俺の顔をガン見して固まっている子に気付いて、
直感でよくAが話しているユイちゃんなんやろなって思って挨拶した。
しっかりしてそうな子でこれまた一安心。
その後も二人でタクシーで家に帰ってから、Aを部屋まで運んで、
着替えも手伝ったろと思ったのに追い出されてしまったから、
仕方なくお粥を作りにキッチンに。
美味しそうな玉子粥が出来上がって、
Aの部屋に戻るとベッドでぐっすり眠るAが。
しばらく汗を拭いてあげたりしていると、自分の腹が鳴った。
章「あ、俺もお昼まだやった…」
Aのこととなると自分のことは後回しになってしまういつもの悪い癖。
周りからもシスコンだなんやって言われてるけど、可愛いんやから仕方ない。
可愛いものが目の前にあったら愛でるのが普通やろ？？って
みんなに言っても全然分かってくれへんねん。
分かってくれるのは、ヨコちょくらいや。
----------------------------
ここから少し、安田兄サイドのお話が続きます。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 584人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あおきりん(プロフ) - 雷斗さん» コメントありがとうございます！おぉ！嬉しいお言葉ありがとうございます！男性の読者様にも楽しんで頂けているとは思いませんでした…嬉しいです、これからも頑張りますね♪ (2017年12月16日 20時) (
レス) id: c8914de1ee (このIDを非表示/違反報告)
あおきりん(プロフ) - ハチミツレモンさん» ありがとうございます、引き続きよろしくお願いします♪ (2017年12月16日 20時) (レス) id: c8914de1ee (このIDを非表示/違反報告)
雷斗 - 僕は男子なんですけど、楽しく見させてもらってます！続編待ってます！体に気を付けて、これからも頑張ってください！ (2017年12月16日 19時) (レス) id: 3d539c4143 (このIDを非表示/違反報告)
ハチミツレモン - 続編も楽しみにして待っています。これからも更新頑張ってください。(￣ー￣ゞ−☆ (2017年12月16日 16時) (レス) id: 74ed2de143 (このIDを非表示/違反報告)
あおきりん(プロフ) - じゅなさん» ありがとうございます、そう言っていただけると嬉しいです( ;∀;) (2017年12月15日 9時) (レス) id: 3be643d958 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あおきりん | 作成日時：2017年12月2日 23時
