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通知63 ページ17

家に帰ってから私は、携帯片手に部屋をウロウロ。




安田 A来週の夏祭り、一緒に行ってくれませんか?




数分前に送ったメッセージには、すぐに既読の文字が付いた。

でもなかなか返事が来なくて、もうこれって既読無視なのかな…。



やっぱり嫌われて…。



そう思った時、軽快な音楽が鳴り、暗くなっていた画面が光りだした。

嘘……電話だ…。

恐る恐るボタンをタップする。




あ「…」

--「…もしもし?」

あ「……もしもし」

--「あの……えっと…」




明らかに動揺している大熊くん。

私は、意を決して口を開いた。




あ「来週の火曜日」

--「……え?」

あ「夜6時、神社の境内」

--「…」

あ「…来たくなかったら、来なくていいから……それじゃ」

--「あっ、Aちゃ」




咄嗟に通話を終了させた。

結局最後は逃げてしまったけど、こればかりは許してほしい。

私にしては、凄く頑張った…と思うんだ。



賭けに出た。

これでもし大熊くんが来なかったら、

もう…こうして話したりするのはやめなくちゃいけないよね…。

想像しただけで胸がキュッと苦しくなった。



すると携帯が再び震えだして、思わず肩もビクッと跳ねた。

……なんだ、ユイか。




--「A、私…亮にお祭り誘われた」

あ「え、本当!?」

--「うん…」

あ「良かったじゃん!」




亮くんちゃんと誘えたんだ…良かった…。




--「でもね…」

あ「ん?」

--「……渋谷先輩にも誘われてるの」

あ「…んん?」




そういえば仲いいんだっけ…。

そんな軽い程度に考えていたんだけど、




--「私、渋谷先輩が好きなの…」




まさかの告白。

えっ、いつの間にそんな風になってたの…!?

私、自分のことでいっぱいいっぱいで何も知らなかったよ…。

------------------------------
大熊くん…出番少なっっ!!

マジでごめんなさいすぐ出しますのでお待ちください。

お詫びにこれから大量更新しますのでお待ちください。


あおきりん。

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作品ジャンル:恋愛
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あおきりん(プロフ) - 雷斗さん» コメントありがとうございます!おぉ!嬉しいお言葉ありがとうございます!男性の読者様にも楽しんで頂けているとは思いませんでした…嬉しいです、これからも頑張りますね♪ (2017年12月16日 20時) (レス) id: c8914de1ee (このIDを非表示/違反報告)
あおきりん(プロフ) - ハチミツレモンさん» ありがとうございます、引き続きよろしくお願いします♪ (2017年12月16日 20時) (レス) id: c8914de1ee (このIDを非表示/違反報告)
雷斗 - 僕は男子なんですけど、楽しく見させてもらってます!続編待ってます!体に気を付けて、これからも頑張ってください! (2017年12月16日 19時) (レス) id: 3d539c4143 (このIDを非表示/違反報告)
ハチミツレモン - 続編も楽しみにして待っています。これからも更新頑張ってください。( ̄ー ̄ゞ−☆ (2017年12月16日 16時) (レス) id: 74ed2de143 (このIDを非表示/違反報告)
あおきりん(プロフ) - じゅなさん» ありがとうございます、そう言っていただけると嬉しいです( ;∀;) (2017年12月15日 9時) (レス) id: 3be643d958 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あおきりん | 作成日時:2017年12月2日 23時

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