バスケットボールと恋【SLAMDUNK】

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「 A？！」

「 あー 」


驚くみわちんと違って 私の来た方をみてニヤついてるなっちゃん 。


「 宮城リョータ！」


葵の大きい声も 、男バスの声にかき消されてく 。



「 一年始めるよー！集合！」

キャプテンに呼ばれて素直に集合するけど 、視線は隣のコート 。



2年の先輩達が「 宮城復活してんじゃん 」「 本当だったんだ 」なんて コソコソ話してる 。





「 ねぇ 私 ここにいるんだけど？ 」

1on1を始めた宮城さんを見るためによそ見してたら 、みんなが見てたらしくて キャプテンが怒った 。


「 はぁ 」

大きなため息の後 、基礎練から始める 。



「 花城 昨日は動き良かったのにどうした？ 」

『 何でもありません！ 』

「 何でもないならレイアップくらいちゃんと決めて 」

『 はい！ 』と キャプテンのお叱りを受けて ちょっとしょげると 冷かしてくるなっちゃん達 。

それに怒ると さらに注意をされると言う 負の連鎖が目に見えてるので 無視 。

そしてチラリと 男バスを見る 。




どうしても意識してしまって 集中できない 。


だってキラキラして見えるんだもん 。



昨日と違うと何回も言われるけど 、それは私が叫びたいことだ 。




心なしか体力も 削られてる 。



垂れてくる汗を服で拭う 。




「 こらぁ！服まくって汗拭かない！女の子でしょ 」

『 ・・はぃ /// 』



そんな大声で怒らなくてもいいじゃん 。





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