青葉城西、新人マネージャー入ったってよ 3 【ハイキュー】

マネージャー 145 ページ47

.



「 なんや 、東北ゆうのに 暑いな 」
「 関係やろ 。夏は夏や 」


アリーナ入り口で 壁にもたれて 時計の針が早く動くことをただ願っていたら 、後ろから聞こえてきた 聞き慣れない方言 。


何の冷やかしかと思って 顔だけ扉から出して見れば 、黒い集団 。

烏野もそうだけど 、なんか 、強いよね 、黒って 。




雀「 あ 、稲荷崎 きた？ 」

『 い な り ず し ？ 』

琴「 誰もそんな美味しそうなこと言ってない 」

清「 昨日言ってた 関西の高校生？ 」

雪「 尾白アラン？ 」

『 大平獅音 的な感じですか？ 』

琴「 やに言ってるの 、この子は 」

雀「 まぁでもそこまで間違ってはいないけど 、こっちは本物のハーフ 」

『 ほう 』

目の前で繰り広げられてる ウシワカ様のサーブ練に視線を戻す 。

あーもう 、本当に 、ご飯前だと言うのに この集中力の切れなさは 神


翔陽と飛雄なんて 、へばってる 。

奴ら 、多分もう脳みそが " GoHaN " に 書き換えられてるんだろうな 。
まぁ 、あれだけ負け続けて 他校の倍動いている 烏野は仕方ないよね 。


「 え 、可愛い子 めっちゃおる 」
「 嘘やん 。ほんまや 」

煩さに 目をやれば 、同じ顔が２つこっちを見てた 。


ドッペルゲンガー ？

こわっ



ま 、一瞬で視線は ウシワカ様に戻るのだけど 。


あ 、ネット 。

『 牛島さん 』

転がってきたボールを ウシワカ様に渡せば 「 ありがとう 」って返ってきた 。。。！



あ り が と う だと？！



旭「 え 、なんか向こう側に 青城のマネージャー いるんだけど 」

危なくない？！と言う 、烏野の優し怖い人 。

及「 なな何やってるの ？！ 」

サーブ強烈な人が揃う中 、夕の後ろに立って ボールをネットの反対側に転がし始める 。


夕「 おお 。流石だな 」

『 当然のことです 』


なんで両面にいないで 片面でサーブ撃ち込んでるのか不思議だったけど 、私に仕事をくれてたんですね ！ 全然 気がつかなくて 申し訳ないっ！！


影「 Aさん 、危ないッス 」

『 大丈夫 。サーコイ！』

「「「・・・・・」」」

琴「 気にしないで 寧ろ サーブぶち込んでください 」

雪「 あれか 、ウシワカ様の為のボール拾いか 」

雀「 ありがとう を言われたいがための 」

清「 健気ね 」

谷「 尊敬ですっ 」

「「「「「 シナクテイイ 」」」」」



.

マネージャー 146→←マネージャー 144

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す