青葉城西、新人マネージャー入ったってよ 3 【ハイキュー】

マネージャー 110 ページ12

『 おー！ 』

茉「 ？ 」


夏休みは いくら部活漬けと言っても 、それなりに時間がある 。
そんな 、毎日 朝早くから 夜遅くまでなんて生活 、花の女子高生が送れるわけないじゃない 。

まぁでも 、ほとんどは 午前中から 日が落ちるまで 拘束されているんだけど 。



今日は 午前中だけだったので 、部活帰りにそのまま遊びに来てる 私達 。

琴先輩は 部活のない時は受験生で忙しく勉強に追われてる 。



影「 ウッス 」

いやー 、今日もデカい 。

そして 黒いよねー 。


『 ひとりなの？影山くん 』

私の問いに 首を振る彼 。
友達と一緒かと聞けば 、悩んだ挙げ句 縦に首が微かに動いた 。

ウ ケ る 。


翔陽が 彼はバレー馬鹿だと言っていたのに 、友達(?)とも遊ぶんだと思うと 、普通の高校生ぽくて 可愛くみえる 。

翔陽の話だと 、本当にバレー馬鹿で 、ボールに触れてないと生きていけないんじゃないかと 思うくらい 。 まぁ それは 翔陽も同じだと思うんだけど 。

メールでも馬鹿さが 伺えるからね 。




「 あーーー！！Aさん！！」

『 翔陽？！』


やけに 反対側のUFOキャッチャーが煩いなと思ってたら 、ピョン と 飛び出てきた オレンジ 。

私 、最近 白鳥沢に会ってないなー 。なんて 、彼を見て寂しくなってきた 。が 、翔陽はそれを全て吹き飛ばす 明るい笑顔で 私の横に立った 。



『 ははあーん 』

そして 、翔陽が来た途端 、眉毛をピクリと動かした影山くん 。

私はここ数日のメッセージのやり取りで 、影山くんを理解しているんだ 。


『 友達ねー 』

と言うと 、翔陽は一瞬驚いていたが 、ニヤニヤと口角を上げ 、一方 、影山くんは 嫌な顔をしてる 。


日「 影山く〜ん 、友達と目を合わせないのは 酷くないですか〜 」

正直 、いつもアホなオレンジくんが 人をからかってるのは 想像できなかったけど 、これはこれで かなり面白い 。

二人して 感情が表情にでるのは ピュアすぎ！！


茉「 いや 、先輩 、何撮ってるんですか 」

翔陽に負けない にやけ顔で動画を回してる私に 、置いてけぼりだった可愛い後輩が 冷たい視線を向ける 。



『 私の推しが 可愛い 』

茉「 影山くん？ 」

『 どっちも！ 』



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