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☆*。゚ ページ46
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その日の帰り道
「なんでさっき声かけたんですか?」
『ん?』
「公私混同しないように基本的にオフィスでは家の事話さないじゃないですか」
『はは、バレた?笑』
それに私と彼のシャンプーは別の物。相手のシャンプーは使わないし、どのくらい減ってるかなんて知ってるはずないからだ
『乾に雫ちゃんのかわいさがバレる前にマーキングしといた。手ぇ出すなよって』
「マーキング 笑」
『俺にとっては大事な事なの!』
乾がそんなやつじゃないの分かってるんだけど余裕ねぇなあ俺、と言いながらもの寂しい表情で頭をワシャワシャッとかく彼
「…」
「…ふふっ、」
『あ、笑ったな?』
「いや、かわいいなって」
「大事にされてるんですね。私」
『当たり前よ』
「乾君、お似合いですねって言ってましたよ」
『俺より乾の方が大人じゃねーか 笑』フフッ
→同じ学部の先輩後輩。大人の余裕を見せたいけど、恋愛に対する余裕はあまりないみたいで分かりやすく見せつけちゃいます。マーキングされたくないみたいですね
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作者名:reo | 作成日時:2020年3月2日 20時