Week End 2 (ページ20)

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〃 sgi ページ20

私は今QuizKnockの記事を読んでいる。伊沢さんが書いたセンター試験前後の過ごし方、みたいなやつ。何人かのメンバーの過ごし方が書いてあると同時に、彼らの高校時代の写真が貼ってあった

「…須貝さん野球のユニフォーム似合いますね笑」

『良く言われるわぁ、笑』

そこには野球をしている須貝さんの写真も。高身長が故にユニフォームが様になっている

『雫もなんかないの？高校時代の写真とか』

「ありますよ～…あ、ほらこれとか」

ケータイをスクロールして数年前の写真を掘り起こす。みーせーて、と須貝さんが横に座ってケータイを覗き込んできた

『うっわ清楚～～～』

『あんまり変わんないね』

「まぁ言うてその写真5年前ですし」

『あー5年前は高校生か、』

『…え？俺らって何歳差？』

「須貝さん今年29ですよね。私23なので…」

『…6？』

「そうなりますね、」

『俺が雫の歳の時…』

「私17歳ですね。華のセブンティーン」

『ゴリゴリに青春を謳歌してんじゃん笑』

『…てことは俺が大学入ったの20歳になる時だから』

「私はその時中…2？になりますね」

『やっっば…』

なんか大犯罪を犯してる気分だわぁ、と笑う

『えー、なんか…やだなぁ』

「なんでですか？」

『ギャップ感じちゃう笑』

「あー…」

「確かに1個差でも中3と高1って先輩後輩ですっごい壁を感じますよね」

『学生時代の1個差って大きいんだよねぇ』

「でもそれに比べて50歳と60歳とか言われてもそんなに離れてないように感じるっていうか…」

『あ～確かに』

「歳をとるにつれて歳の差ってあんまり気にならなくなるもんなんですよきっと」

「だから6歳なんてあっという間にどうでも良くなりますよ」

「四捨五入すれば0ですから！！(？)気にしてんの今のうちだけですよ！！」

『…』

ﾌﾌｯ

『なーに励ましてくれてんの？笑』

『かわい、笑ありがとね』ﾜｼｬﾜｼｬ

→歳の差、ちょっと気にしてたみたいです。歳なんか関係ない、って伝えてあげましょ