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佐「悪口メールなんてきてたの!?聞いてないよ!」

A「クラスの連絡網用で使ってるメルアドできてたんだ。今は消してるから大丈夫だよ。
言えるわけないよ。言ったってどうしようもないし、私その頃は皆に完全に心開いてなかったから」

今なら言ってもいいか、と軽い気持ちで言ったのが、佐江は驚き真剣に心配する。悪口で傷ついただろうAの心を心配するからこそ黙っていたAに怒った。

佐「どうしようもないって、そういう問題じゃないよ!スタッフさんには言ったの?」

A「言ってない。00に送られてくる手紙は必ずチェックして安全なものしか私達に渡されないから大丈夫だと思って。実際その子らからの手紙は受け取ってないし」

た「なに?喧嘩?どうしたの」

キャプテンのたかみながいち早く近寄りA達に質問する。メンバーがこちらに注目しているのに気づいた佐江は慌てて頭を下げ謝罪した。

佐「あっ、すいません、うるさくして。Aが00に入ってからクラスの子から悪口メールがきてたって今初めて聞いたところだったんです」

た「!…そうだったんだ。あっちゃん、大丈夫なの?」

A「すぐメルアドブロックしたから大丈夫です。メンバーが家族とか特定の人と連絡とる用の専用アドレスも両親と信用できる友達以外教えてません。
ライブももちろんきちんとやります。やってみせます。先輩達に迷惑かけません」

た「わかった。
で、心の方は大丈夫なの?私はそっちも心配してるの。ううん、私だけじゃない。佐江も皆もあっちゃんの心を心配してる」

たかみなは真剣な眼差しをAに向ける。他の皆も心配そうに見つめていた。


―――ずっと憧れていた襲名メンバーの仲間になれただけで夢のようななのに、今こうして心を心配してもらえている。
Aは自分は世界で一番幸せだと感じた。


A「…傷つきはしました。悪口メール食ってきた子達とは元々仲良かったんですけど、私がアニメとか漫画のオタだってこと知ってバカにしてきたんです。それ以来距離を取るようにしました。その子らとはその程度の仲だったんです。
その子達も00ファンで、75期募集に応募したけど一次予選通らなくて76期では絶対受かってみせるって言ってたんですよ。でも内緒で受けた私が受かったこと知ってクラス連絡網用のメールで悪口言ってきたんです。”私の歌う00の歌なんか聞きたくない。さっさと辞めろ”とか言われました」

た「…そう」

〃→←〃


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設定タグ:AKB0048 , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
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作者名: | 作者ホームページ:http://id38.fm-p.jp/213/7772010/  
作成日時:2021年5月29日 12時

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