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「じゃあそういうわけで、仕返しタイムはいりまーーす！」
「お、おい、A、」
「あ、２人はあっち向いててくれる？」
私が後方を指さしながら言い放つと、只ならぬ雰囲気を感じたのかコナンとキッドはすぐに視線を逸らした。
２人が見ていないことを確認した私は男に未だ苦しそうに向き直り、それまで乗せていた足を退ける。
「それじゃあ失礼しまして…」
私は右手で拳を作り男の腹部へと勢いよく落とした。すると男は跳ねるように身体を浮かす。
「これは私を殴った分」
「それとこれは私を投げ出した分」
「それからこれはコナンを投げた分」
「最後に…皆を危ない目に合わせた分！」
４カ所に打撃を落とした私は一息つく。すると後ろからコナンが恐る恐る私の名前を呼んだ。
さすがに抵抗のできない人間を一方的に攻撃しているところは見せたくなくて後ろを向くようにお願いしたのだけれど、どうやらそれはあまり意味がなかったらしい。振り返った２人は恐ろしいものを見る目でこちらを見ていた。
「ちょっとやりすぎちゃったかな、」
「やりすぎも何も、完全に伸びちまってんじゃねーか…」
男はもはや微動だにせず完璧に気絶してしまっている。
立派な防弾チョッキを着ているから少しくらい大丈夫だろうと思ったけれど、狙いどころが良すぎてしまったようだ。
「ま、すっきりしたからいいやなんでも！」
このままスカイデッキに男たちを残しておくわけにはいかないと、下にいる中森警部に連絡を取る。もちろんキッドがここにいたら大問題のため、彼はそそくさとどこかへ消えてしまった。
「ずっと気になってたんだけどよ、なんでオメーそんなにキッドと仲がいいんだよ？」
中森警部達を待つ間、名探偵がふとそんなことを口にする。
「なーに？急に」
「だってどう考えてもおかしいだろ。まるであいつと友達みてーなさ…」
「それはまぁ……」
あまりにも真剣な眼差しのコナンに私は少し怯む。この状態の彼に嘘をついたところですぐに見破られてしまうだろう。そう思った私は、彼に挑戦状を叩きつけるように言い放った。
「自分で解き明かすことだね、小さな名探偵さん？」
「ンだよそれ！」
警察への男たちの引き渡しが終わろうとしたその時、鞄の中から着信音が聞こえてきた。何かと思い確認すれば、相手は先程調査を依頼した同居人で。
１人その場に残り電話を取ると、その内容は驚くものだった。
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柯(プロフ) - 青さん» アンハッピーセット、笑 突然の告白ありがとうございます！！ (2021年7月30日 13時) (
レス) id: d03fcb85aa (このIDを非表示/違反報告)
青 - アンハッピーセット一つください！お兄ちゃんに投げつける！！（ヤメロ）好きです（告白）最高かよ。 (2021年7月30日 12時) (レス) id: 157c6e138f (このIDを非表示/違反報告)
柯(プロフ) - 凛堂さん» あばばばありがとうございます！！！そう言ってもらえるとめちゃくちゃ嬉しいです！！ (2021年7月26日 16時) (レス) id: d03fcb85aa (このIDを非表示/違反報告)
凛堂 - めっちゃ面白いですね！！ (2021年7月26日 14時) (レス) id: 1c8e857f37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柯 | 作成日時：2021年7月8日 15時
