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ヤギと遊ぶキッドを横目に同居人へと連絡を取る。というのも今回のテロ組織、その他搭乗者全員の情報が欲しいからだ。
さすがにすぐには結果が返ってこないだろうと思いスマホを仕舞うと、遠い上空からヘリコプターの音が聞こえてきた。
「警察…」
私と同じようにヘリに気付いたコナンは服部君との電話を終え、かと思えばまたどこかにかけ始めた。
手には蝶ネクタイ型変声期。
ということはもしや…
私たち３人は先程いた場所から移動し、周りに障害物がほとんどない場所へと来ていた。
というのもさっきの警視庁のヘリに一緒に乗せてもらおうという魂胆だ。
「おぉい…どこに工藤新一がいるんだよぉ。オメーだろ工藤新一は。」
「だーかーらー、俺に化けてくれって言ってんだよ！」
「ったく…まーたオメーに化けんのかよ…」
「え？」
「あ、いや…手を貸すのは良いが俺の仕事の邪魔すんじゃねーぜ？」
「そいつは保証できねぇけど…なるべく努力するよ！」
隣で繰り広げられる会話に笑いつつ２人を見ていると、キッドと視線がかち合う。
「オメーも邪魔すんじゃねーぞ？」
「ん？うん。私も努力はするよ！」
「あのなぁ…」
「まぁ、１回だけなら見逃してあげてもいいかもね。ね？めーたんてー」
「…」
さすがは怪盗を追いかける探偵だ。コナンは何とも言えない表情で黙り込んでしまった。
いや、そもそもどっちつかずな立場の私が異様なだけか。
再び場所は変わって現在地空。私たちは無事に警視庁のヘリに乗り込んでいた。
「久しぶりね、工藤くん。」
「どうも。」
「でも驚いたわ。コナンくんにAちゃんまで一緒だったなんて。」
「「えへへ」」
新一だけならまだしも、私やコナンが一緒にいるのはいささか不思議なもので。
２人して笑って誤魔化したけどそれで誤魔かされる日本警察大丈夫かと心配になる。
それにしても佐藤刑事は今日も美しい。
「佐久島に何か用でも？」
「…話は後で。飛行船を追ってください。」
「飛行船を追って！」
高木刑事の質問は見事にスルーされ、佐藤刑事の指示でヘリが徐々に飛行船へ近づいていく。
私はコナンを膝に乗せたままぼんやりと外を眺めていた。
「いました！飛行船です！」
「近付いてください！犯人たちに気付かれないよう、十分高度をとって。」
「了解。」
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柯(プロフ) - 青さん» アンハッピーセット、笑 突然の告白ありがとうございます！！ (2021年7月30日 13時) (
レス) id: d03fcb85aa (このIDを非表示/違反報告)
青 - アンハッピーセット一つください！お兄ちゃんに投げつける！！（ヤメロ）好きです（告白）最高かよ。 (2021年7月30日 12時) (レス) id: 157c6e138f (このIDを非表示/違反報告)
柯(プロフ) - 凛堂さん» あばばばありがとうございます！！！そう言ってもらえるとめちゃくちゃ嬉しいです！！ (2021年7月26日 16時) (レス) id: d03fcb85aa (このIDを非表示/違反報告)
凛堂 - めっちゃ面白いですね！！ (2021年7月26日 14時) (レス) id: 1c8e857f37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柯 | 作成日時：2021年7月8日 15時
