お に い ち ゃ ん。【鬼滅の刃】

政略結婚させられてみた。 ページ36

政略結婚させられてみた。
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竈門炭治郎

「妹はお前らみたいな非道な奴には渡さない！」

結婚式の日、式場に乗り込んでくる。ギュッと抱き締めて、相手を睨む。絶対に渡すものか、という雰囲気が兄から漂っている為、安心してしまう。助けに来てくれてありがとう。

(無理矢理結婚なんて…、絶対可笑しい…！)



我妻善逸

「勝手に結婚なんて俺が許さないからな！いいか、Aは俺と結婚するんだよ！バーカ！！」

「チッキショー！！」と式場に乗り込んで来て叫びまくる。前半はいいけど後半からはちょっと何言ってるかわかんない。婚約者も周りも自分もなんだこいつって顔してるよ。

(羨ましい！羨ましいぞコンニャロー！)



嘴平伊之助

「俺に挨拶も無しに妹を奪おうとすんじゃねーよ！」

此奴もやっぱり乗り込んでくる。というか式場の床からこんにちは状態。穴掘ってここに来たんだな…なんて呑気に思うけど実は滅茶苦茶焦っています。……床の修理費、いくらするんだ…!？

(妹は俺のモンだ！！)



冨岡義勇

「無理矢理とは、何とも外道な行為だな」

殺気を含みながら式場に足を踏み入れてくる。殺気のせいで婚約者がちびってんだけど。うへぇ…。というか何で入って来る時に扉切り刻んだ!？いくらすると思ってんだ！！

(Aが俺を見てる…嬉しい)



錆兎

「妹と政略結婚なんてさせる訳ないだろう」

お面を外した状態で式場に乗り込んでくる。目に光は無く、真っ直ぐ私の隣にいる婚約者を睨んでいる。は、迫力ありますねお兄様…。うふふ、ついでに言うならそんな呆れた目で私を見ないでくださる？…身体に穴開いちゃうから本当に見ないでくださいお願いします。

(何でそんな間抜けな面しているんだ妹は…)

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