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夢心地だった、ユンギくんとの会話。
ぼんやりと覚えてる。
『ヌナと一緒なら寝れるかも』
そう聞いてから
無意識にいいよ、って言ってた。
可哀想とか、同情とかじゃなくて、
一緒に寝るってだけで安心して眠れるんなら。って。
ユンギくんのこと、意識してないわけじゃないけど、
わたしのことは異性として見てないだろうし。
前に一緒に寝たのが心地よかったから
また一緒に寝れたらなって思ってた。
変、だよね…。
こんな風に思うなんて。
ボソボソ言いながらベッドに入ってきたユンギくんが
なんだか可愛くて、愛おしくて。
思わず胸に収めた。
もごもごなんか言ってるけどそんなの知らない。
わたしだって眠たくって限界なんだから。
——————————————————
先に目が覚めたのは、わたしだった。
カーテンを閉めていても程よく明るい室内。
時計は8時を過ぎていた。
そばに温もりを感じて目を向けると、
ユンギくんが子どもみたいに口を開けて寝ている。
そっか、…昨日一緒に寝たんだった…
わたし…
かなり大胆にユンギくんを誘っちゃったよね…
いまになって恥ずかしくなって、
ベッドから出ようとしたら
ユンギくんがわたしの腰に手を回してきた。
ん？寝ぼけてる…？
「ユンギくん…？」
『……』
「起きてる？」
『………寝てる…』
「ふふっ…起きてんじゃん…」
『……まだ寝る…』
「ん、いいよ。わたし起きる、…うわっ！」
『ヌナも』
何が起こったのか、理解できなかった。
気づいたらユンギくんの腕の中にいた。
恐る恐る見上げたら、
至近距離にユンギくんの顔があって…
こんなの、意識しないほうがおかしいよ…
「ちょっ…ユンギくん…？」
『…仕返し……』
「え？仕返し？」
『昨日、』
「昨日…？」
『ヌナのせいでしばらく寝れなかった…』
「えっ、なんで？」
『これ、』
腕の力が緩んだと思ったら、
ふにっと、人差し指で胸をつつかれた。
反射的に両手で胸をガードした。
「んやっ…！」
『…そういう反応、他の男の前ですんなよ。』
「え、なん
『もうひと眠りするから黙って…』
そう言ったユンギくんは
わたしを抱きしめ直して、ほんとに寝た。
変だと思う、付き合ってもない男女が
シングルの狭いベッドで一緒に寝るなんて。
他人から見ても変な関係だと思われるだろう。
それでも、ユンギくんがちゃんと眠れるなら
それでいいって思ったんだ。
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oniku(プロフ) - ヨンアさん» コメントありがとうございます★そして応援ありがとうございます🤣ヌナはどうするんでしょうね？🤔お楽しみに💜 (2021年10月8日 23時) (
レス) id: 84890a7b9a (このIDを非表示/違反報告)
ヨンア(プロフ) - イケイケユンギー！！！そのままソッチニから奪ったれーーー！！！ (2021年10月8日 22時) (レス) @page43 id: f1a10bedbd (このIDを非表示/違反報告)
oniku(プロフ) - ハユンさん» コメントありがとうございます★わー！ユンギペンさんですかー！うれしい🥰ジンくん登場でどうなりますでしょうかね(笑)楽しみにしてください★そして適度に睡眠はとってくださいね〜🤣 (2021年10月8日 1時) (レス) id: 84890a7b9a (このIDを非表示/違反報告)
ハユン(プロフ) - ユンギペンですがサイコーです！毎回更新楽しみにしてます！ユンギさんとハッピーエンドだといいのだけど…きゃー今後の展開が楽しみすぎて寝れない笑これからも応援してます！頑張ってください☺️ (2021年10月8日 0時) (レス) @page42 id: 433f273fa3 (このIDを非表示/違反報告)
oniku(プロフ) - sunnyさん» コメントありがとうございます★あら、ジンペンなのですね😳少し三角関係のようなカタチになるかと思いますが、温かく見守っていただけたらと思います☺️ (2021年10月7日 19時) (レス) id: 84890a7b9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おにく
| 作成日時：2021年9月25日 0時
