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月曜日はほんと憂鬱…。
社員たちがそれぞれのフロアへ向かう中、
わたしもエレベーターに乗り込んで7階で降りる。
今日やることを頭の中で整理しつつ、
オフィスに入ろうとすると、
【A！】
聞き覚えのある声がした。
懐かしい、わたしが大好きだったこの声。
振り返ると、あの頃よりも
もっとかっこよくなった彼がいた。
【A、久しぶり。】
「ジン…くん…？」
【元気だった？】
「あ…うん…。ジンくんは？」
【元気だよ。】
「えっ、でも待って、なんでここに？」
【戻ってきたんだよ。
終わったんだ、向こうでの生活。】
「そう…なんだ……。」
【これからまた、よろしくね。】
スッと差し出された手。
取らないのも不自然だと思って、握手を交わした。
つい先日、ユンギくんに話したばかりで…
このタイミングで戻ってくるなんて。
忘れてたはずなのに、
あの頃の楽しかった思い出が蘇る。
普通にしなくちゃ。
大丈夫、絶対。
もう、終わったことなんだから。
朝の朝礼で、ジンくんが戻ってきたことを
改めて上司から報告された。
わたしの部署は入れ替わりがなく、
ジンくんがいた頃と同じメンバーだったから
彼が戻ってきて皆嬉しそうだった。
輪の中にいるジンくんとパチっと目が合い、
思わず逸らしてしまった。
不自然だったかな…。
でも、普通通りになんてできそうにない。
【Aさん、ちょっといいかな？
この件を確認したくて…外、いいですか？】
「あ、はい…」
オフィスから出て、廊下のベンチに座った。
「なんでしょうか。」
【ぶっ！敬語はやめてよ！なんかむず痒い。】
「で、でも…」
【上司になったからって、
2人のときはいままで通りでいいよ。】
「あ…うん…」
【あ、ちょっと待ってて、】
わたしを残してどこかへ行ってしまった。
普通にできてたかな…
【はい、これ。】
「なぁに？…えっ、これ……」
戻ってきたジンくんに紙袋を手渡され、中を見ると
ジンくんが日本を出発するときに渡したDVDだった。
【ごめんね、ずっと借りたままで。】
「そんな…いいのに…。
わたし、あげるつもりで渡したんだよ？」
【えっ、そうなの？てっきり貸してくれたのかと…】
「渡すときに言ったよ？あげるって。」
【覚えてない…】
「ジンくん、わたしより泣いてたもんね？」
【ヤー！Aだって泣いてたろ！】
「ジンくんほどじゃないし！」
よかった…普通に話せてる…。
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oniku(プロフ) - ヨンアさん» コメントありがとうございます★そして応援ありがとうございます🤣ヌナはどうするんでしょうね？🤔お楽しみに💜 (2021年10月8日 23時) (
レス) id: 84890a7b9a (このIDを非表示/違反報告)
ヨンア(プロフ) - イケイケユンギー！！！そのままソッチニから奪ったれーーー！！！ (2021年10月8日 22時) (レス) @page43 id: f1a10bedbd (このIDを非表示/違反報告)
oniku(プロフ) - ハユンさん» コメントありがとうございます★わー！ユンギペンさんですかー！うれしい🥰ジンくん登場でどうなりますでしょうかね(笑)楽しみにしてください★そして適度に睡眠はとってくださいね〜🤣 (2021年10月8日 1時) (レス) id: 84890a7b9a (このIDを非表示/違反報告)
ハユン(プロフ) - ユンギペンですがサイコーです！毎回更新楽しみにしてます！ユンギさんとハッピーエンドだといいのだけど…きゃー今後の展開が楽しみすぎて寝れない笑これからも応援してます！頑張ってください☺️ (2021年10月8日 0時) (レス) @page42 id: 433f273fa3 (このIDを非表示/違反報告)
oniku(プロフ) - sunnyさん» コメントありがとうございます★あら、ジンペンなのですね😳少し三角関係のようなカタチになるかと思いますが、温かく見守っていただけたらと思います☺️ (2021年10月7日 19時) (レス) id: 84890a7b9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おにく
| 作成日時：2021年9月25日 0時
