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『伊之助さん、これは主でも何でもなくて、汽車と言う乗り物ですよ。列車とも言って、人や物を運んだりする機関です』


「ん?列車?じゃあ鴉が言ってたのがこれか?」


『……鴉が?』




ってことは、次の任務はこの車両の中?
こんな小規模な所に鬼なんて居たら、普通に危ないじゃん。

と、考えている傍らで、伊之助さんが列車に対して猪突猛進し、それを見つけた駅員が駆け寄ってきてしまった。


まずいな、と思ったが、もう遅い。




「あっ、刀持ってるぞ…!!警官だ!警官を呼べ!!」


「やばっ、やばいやばいやばい」


『行きましょう!』




四人でその場から逃げるように走り去る。そんな鬼殺隊の速さに只の人間が着いてこれる訳もなく、十数秒もすれば彼等を撒くことは簡単だった。


しかし、鬼殺隊が政府公認の組織ではない事がここでこんな風に現れるなんて思いもしなかったなぁ。
そりゃ確かに刀持ってるのは危ないけど、人を斬る訳でも無いし。あ、でも鬼は元人間か。



当たり前の事に考えを馳せながら、もう同じ目に合わぬようにと刀を背中に隠した。

その際に見えたらしい項に善逸さんが反応して「Aちゃん!う、くび、うなじがっ」としどろもどろになったのは別の話。




「“無限列車”っていうのに乗れば煉獄さんに会えるはずなんだけど、すでに煉獄さん乗り込んでるらしい」


「その人に会うのかよ。じゃあ切符買ってくるから静かにしてるんだぞ」


『分かりました。ありがとうございます』


「えっ、いや別に………えへへへへ」


『(……ほんと女子に弱いなこの人)』

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そあ Free sky - 私は現実で愛されていないからですかね?愛されている夢主を見て泣いてしまいました。頑張ってください! (2019年10月6日 21時) (レス) id: 4b25111a5e (このIDを非表示/違反報告)
名無しの刃 - 富岡…?恐らく冨岡では…?偉そうにすみません… (2019年10月3日 23時) (レス) id: 7c2b7aa7df (このIDを非表示/違反報告)
まっち - 続編おめでとうございます!本当に面白いと思いました。これからも頑張ってください!応援してます。 (2019年9月22日 22時) (レス) id: d74e1015ce (このIDを非表示/違反報告)
銀炉(プロフ) - 初コメ失礼します、続編おめでとうございます!7話がなくて話が抜けてますよ!更新楽しみに待ってます! (2019年9月22日 13時) (レス) id: c268784eb7 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 続編おめでとうございます!更新頑張ってください! (2019年9月21日 23時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:-naki- | 作成日時:2019年9月21日 23時

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