◆2152. マニュアル ニ 載ッテイナイ ページ47
Ｎｏ ｓａｉｄ
イデア・シュラウドとオルト・シュラウドは黒い管のようなもので繋がっている。
イデア・シュラウドが魔力をオルト・シュラウドに送りながら操っているのだ。
アズール「ここに水はありませんが、致し方ありません！」
アズール・アーシェングロットは杖を地面に突きつけると、足元に魔法陣を展開させる。
彼らがいる一帯に漆黒の冷気を伴い、黒く巨大な氷柱の嵐がオルト・シュラウドを襲う。
オルト《わああああぁぁぁぁ！！》
イデア「オルト！！」
アズール「よそ見ですか、イデアさん！」
アズール・アーシェングロットが放った漆黒の冷気は全てをも破壊する効果がある。 それに気づいたイデア・シュラウドは即座に魔法障壁を発動させるが、イデア・シュラウドは渦巻く闇の中で放つ光に目を張らせた。
アズール・アーシェングロットがイデア・シュラウドとオルト・シュラウドの動きを封じている間、リドル・ローズハートは闇に隠れながら��雷霆の槍��を発動させ、その時を待っていた。
リドル「いまだ！
��雷霆の槍��の一撃でオルトの動きを止めよう！」
アズール「しかし、槍のエネルギーが不十分では……！？」
〈エネルギー残量は３０％です。
充分な威力が得られない可能性があります〉
リドル「こうなったら……ボク達の魔力で不足分を補填するしかない！」
アズール「そんな乱暴な！？」
たとえ乱暴だとしても、リドル・ローズハートにとってそれは至って真面目に発案したもので、��こうするしかない��と、思ったからである。
リドル・ローズハートの迷いなき視線に、アズール・アーシェングロットはそれ以上の文句ですらも喉の奥へと引っ込んでしまった。
そうだ。そうだった。
彼はずっと、真面目だった。 救いようがないほどに。
リドル「��充電器以外から魔力を補填してはならない��とは、マニュアルに書いてなかった！」
まるで勝ち誇ったような笑みを浮かべるリドル・ローズハートは、アズール・アーシェングロットの有無も聞かず「いくぞ！」と、自身の魔力を放出し始める。
アズール・アーシェングロットは深く溜息を吐いた。
アズール「……いいでしょう。
いきますよ、リドルさん！」
アズール・アーシェングロットも自身の魔力を放出し、��雷霆の槍��へと魔力を送る。
すると��雷霆の槍��は刃先に光輪を宿し、強い光を放つ。
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冬雪(プロフ) - たまごっちさん» コメントありがとうございます。これからも夢主達のことを見守っててくれたら嬉しいです (2022年8月12日 15時) (
レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
たまごっち - "男"の手は彼女達をすり抜ける。……ということはもう、お父さんって…あぁぁぁ、続きが楽しみすぎる！！！夢主ちゃんとイヴちゃん、幸せになって…(泣) (2022年8月12日 11時) (レス) @page37 id: 761df69c60 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - とうもろこしさん» コメントありがとうございます。父親参戦です (2022年8月12日 9時) (レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
とうもろこし - お、お、お父さん！？！？夢主達、少しづつ記憶を取り戻してきてるってこと…？ (2022年8月12日 9時) (レス) @page37 id: 761df69c60 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - トワさん» コメントありがとうございます。ふとした時に雰囲気変わるスカラビアいいですよね。頑張ります (2022年8月11日 22時) (レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬雪
| 作成日時：2022年7月23日 0時
