◆2143. タイムリミット ページ38
Ｎｏ ｓａｉｄ.
エペル「＿＿＿＿＿……ん」
１時間程、時間が経った頃だった。
エペル・フェルミエは１人意識を浮上させ、薄く目を開けた。
ボヤけた視界に、Aとイヴが映る。
身体を起こしたエペル・フェルミエは目を擦り、視界をクリアにしてもう１度彼女達に目を向けた。
エペル「……？
…………………………！！！」
��それ��に気づいたエペル・フェルミエは咄嗟にマジカルペンを取り出し、��それ��に向けた。
Aとイヴの傍に、男が立っていた。
エペル「おめは誰ずな！ その子達さ近づぐな！」
男はエペル・フェルミエの方に視線を向けた。
エペル「…………」
その男の顔を見た瞬間、エペル・フェルミエはふと、その男の顔を見入った。
髪の色、目の色、そしてその顔立ちには覚えがあったからだ。 雰囲気も…………誰に似ていただろうか。 誰かと似ているのは確かなのだ。 けれどその��誰��かが寝起きのせいか思い出せない。
「_______________」
エペル「！？」
男が何かを言った気がした。
エペル・フェルミエは咄嗟に身構えたが、男が言ったことを聞き取ることが出来なかった。
エペル「な、何……？」
男は床を指差した。
いや、正確には��下��だろうか。
「______気をつけてくれ
門が開いた」
男はそう言い残すと、エペル・フェルミエが瞬きをするのを合図かのように一瞬で消えてしまった。
刹那、��タルタロス��内が強く揺れた。
まるで建物を誰かがおもちゃのように振っているかのように、殴られたような衝撃が彼らを襲う。
「！！？？」
突然の出来事にエペル・フェルミエ、そして眠っていた彼らも飛び起き、驚倒する。
『今の、何の音！？』
ルーク「わからない！ すぐにここを出て確かめよう」
ヴィル「��雷霆の槍��は……」
〈現在、充電は３０％完了しています〉
イヴ「こ、心許ない数字……！」
エペル「どうしよう。まだ半分も充電が終わってない……！」
ヴィル「仕方ないわ。
イヴの言う通り心許ないないけど、このまま持っていく」
ヴィル・シェーンハイトは��雷霆の槍��に浮遊魔法をかけ、宙に浮かす。
ヴィル「行きましょう！」
彼女達は頷き、格納庫を後にした。
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冬雪(プロフ) - たまごっちさん» コメントありがとうございます。これからも夢主達のことを見守っててくれたら嬉しいです (2022年8月12日 15時) (
レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
たまごっち - "男"の手は彼女達をすり抜ける。……ということはもう、お父さんって…あぁぁぁ、続きが楽しみすぎる！！！夢主ちゃんとイヴちゃん、幸せになって…(泣) (2022年8月12日 11時) (レス) @page37 id: 761df69c60 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - とうもろこしさん» コメントありがとうございます。父親参戦です (2022年8月12日 9時) (レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
とうもろこし - お、お、お父さん！？！？夢主達、少しづつ記憶を取り戻してきてるってこと…？ (2022年8月12日 9時) (レス) @page37 id: 761df69c60 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - トワさん» コメントありがとうございます。ふとした時に雰囲気変わるスカラビアいいですよね。頑張ります (2022年8月11日 22時) (レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬雪
| 作成日時：2022年7月23日 0時
