◇1354.１人で ページ5
リドル.
クロウリー「今のは……」
「余った食材をあげたんだよ。料理に出せなかった食材なんだが、捨てるのも勿体ないだろ？」
リドル「(だからあのダンボールには食材がたくさん入っていたのか)」
暴食モンスターというのはおそらくグリムのことだろう。確かに彼はよく食べる。ハーツラビュルの庭の芝生を食べるほど食い意地を張っている。
彼女達も大変だろうな。
マジフト大会前に、食堂で「オレ様のデラックスメンチカツサンド〜！！」と大騒ぎしている彼を見たことあるし。
リドル「あの��ギブアンドテイク��というのは」
「食料をあげる代わりに、彼女達の故郷の料理のレシピを教えてもらったり、食べさせてもらっているんだよ」
シルバー「あいつらの故郷とこっちでは何か違うんですか？」
「味付けや使う材料が違うってだけで、あとは変わりないね。
けれど、彼女達はとても料理が上手い」
確かに、Aが作った苺タルトはとても美味しかった。 シェフの言う通り、トレイが作った苺タルトとは違う、不思議な味がした。
あの時は深く考えてなかったけど、やはり生きていた世界が違うと��食��も微妙に違うのだろうか。
クロウリー「あの子達、私の知らないところでそんなことをしていたのですね」
「あら。これは言っちゃダメなヤツだった？」
クロウリー「いえいえ。あの子達の暮らし方は、あの子達次第。私はただ支援してるだけ。あの子達が食べるもの、貰う物、着る物、使う物をあれこれ指摘しません」
案外、自由なんだな
クロウリー「もしあれでしたら、彼女達も��マスターシェフ��を参加させますか？」
リドル「それはどういうことですか？ 学園長」
クロウリー「確かに昼間は１年生にも１年生の授業がありますので参加は出来ませんが、夕食時の調理であれば本人の承諾があれば参加できます」
シルバー「そんなこと聞いたことないが……」
クロウリー「ええ。言ったことはありませんね。なんせ聞かれたことないので」
リドル「……」
シルバー「……」
ボクとシルバーはジト目で学園長を見据えた。
クロウリー「料理が出来る、給金あり、ともあれば彼女達も飛びつくかもしれませんね」
１番驚いたのは、A達も参加出来るという話を聞いて喜んでいる自分がいたことだった。
ボク��１人��で出来るようにならなきゃ、意味がないじゃないか。
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冬雪(プロフ) - 瑠奈さん» コメントありがとうございます。笑ってもらえて嬉しいです (2022年7月31日 22時) (
レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
瑠奈 - ジグソーパズルwww (2022年7月31日 21時) (レス) @page48 id: f6c02603c1 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - パラディさん» すみません。何故かリンクできなくなっていましたね。リンクできるようになったので良かったらどうぞ (2021年4月17日 20時) (レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
パラディ - 続きはいつ投稿されるでしょうか…？続きが気になってしまって…でも無理せず頑張って下さい! (2021年4月17日 20時) (レス) id: 4799a50d98 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - アヤさん» コメントありがとうございます。頑張ります (2021年4月12日 22時) (レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬雪
| 作成日時：2021年2月24日 0時
