◇1366.調理開始 ページ17
イヴ.
「食材も集まったことだし。 早速調理を始めようか」
シルバー「はい」
リドル「はい」
頼まれた食材を全て集め終えた私達は大食堂に戻り、リドル先輩とシルバー先輩は今晩の審査用の料理を作り始める。
��マスターシェフ��のルールは、料理を学びながら食堂のお手伝いをする他に、自分で作った課題料理を審査員に食べてもらい、点数をつけてもらうとかなんとか。
その点数で選択教科の成績が貰えるとか。
今日はリドル先輩が作った料理を審査してもらうらしい。
どうやら２人分の料理を審査するのではなく、その日はその人１人と決まっているらしい。
『シルバー先輩は何するんですか？』
シルバー「他のシェフゴーストと一緒に食堂の手伝いだ」
イヴ「私達も手分けしたほうがいいかな？」
『そだね。 それじゃあ僕は審査を受ける奴の手伝いをすることにするよ」
イヴ「わかった。
それでは私は食堂のお手伝いをしますね」
エプロンの紐を縛り、髪を１つに結い、手を洗って積まれて野菜の皮を剥き始めた。
『そんなわけで今日はリドル先輩の手伝いをしますね』
リドル「有難いけど、手伝いは無用だよ。��１人��で出来るようにならないと意味がないからね」
『まぁまぁ、そう言わずに。
手始めにゼリーでも作ります？』
イヴ「お肉の意味とは？」
『世の中には肉を使ったデザートがあるんだよ』
シルバー「肉を使ったゼリーがあるのか！？」
「今日はロールキャベツを作るよー」
そのおばけさんの一言に、ゼリーはなかったことになった。
「昨日は失敗しちゃってたからね。今日はリベンジしようか」
リドル「はい」
リドル先輩はキャベツを１玉調理台の上に置くと、芯を取り除き、外葉を数枚剥がし、それを水が沸騰している鍋の中に入れる。
リドル「下茹でを終えたら、このキャベツを使って肉だねを巻くんだったね」
『はい。合ってますよ』
リドル「ところで、葉の大きさについてはレシピに書かれていなかったけれど、ハンカチのような四角形にハサミで切り揃えるべきだろうか」
『大丈夫ですよー』
どこから持ってきたのか、リドル先輩が取り出したハサミをAちゃんが没収する。
リドル「いや待てよ。葉の薄さが異なることを考慮すればグラムで揃えたほうが強度が均一に……」
『……リドル先輩、昨日１度ロールキャベツ作ったんですよね？』
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冬雪(プロフ) - 瑠奈さん» コメントありがとうございます。笑ってもらえて嬉しいです (2022年7月31日 22時) (
レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
瑠奈 - ジグソーパズルwww (2022年7月31日 21時) (レス) @page48 id: f6c02603c1 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - パラディさん» すみません。何故かリンクできなくなっていましたね。リンクできるようになったので良かったらどうぞ (2021年4月17日 20時) (レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
パラディ - 続きはいつ投稿されるでしょうか…？続きが気になってしまって…でも無理せず頑張って下さい! (2021年4月17日 20時) (レス) id: 4799a50d98 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - アヤさん» コメントありがとうございます。頑張ります (2021年4月12日 22時) (レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬雪
| 作成日時：2021年2月24日 0時
