◆561.少し先の未来で ページ39
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クルーウェル「その魔法石は俺が鏡の間に返しておこう」
そう言って僕はクルーウェル先生に魔法石を預け、遠ざかっていくクルーウェル先生を見送りながら僕は肩を落とす。
ご褒美、もう少しマシなやつだったらなぁ……
ヴィル「それにしてもカリムのパフォーマンスはなかなかだったわ。楽しんでいるのが伝わってきた。ちょっと細部は粗かったけど……ジャミルがうまくサポートしてた」
カリム「だろ〜？オレ達息ピッタリなんだよ！
……あーあ！でも残念だなあ〜！！みんな、フェアリーガラ以外のファッションショーには出ないって言うし……」
当たり前だろ……
そう思ったのは僕だけではないはず。
ヴィル「本当にもったいないわ。ラギーは身軽だから練習すれば絶対アクロバティックな技ができるようになるはずだし、注目だって集められるわ」
ラギー「あんま期待されても困るッスよ……」
ヴィル「グリムはマスコットキャラ、イヴは楽器が弾けるから音楽担当とか向いてそうよね」
イヴ「わ、私には荷が重すぎるというか……」
ヴィル「Aはダンスとモデル、どっちもできるでしょ」
『連れて行くなら肌黒組だけにしてください』
ジャミル「おい」
レオナ「おい」
モデルとかそういう芸能的な仕事、普段のヴィル先輩を見る限りいろいろと面倒くさそうで僕には絶対向いてない。
カリム「じゃあ、これでもう、一緒にレッスンを受けることもなくなるのか。ちょっと寂しいよ」
イヴ「大変でしたけど……たしかに楽しかったですよね」
カリム「なー！イヴもそう思うよな」
『そういうのは��思い出��ってだけで十分なんだよ。少し年月が経ったくらいにこんな事があったな、って笑い話にする感じで』
カリム「……そっか」
レオナ先輩とヴィル先輩とジャミル先輩が僕とイヴのことを見ている。きっと、わかっている。
きっとカリムも、少なからずわかっているだろう。
その少し先の未来に、僕とイヴはこの世界にまだいるのだろうか、ということを
イヴ「それにしても、女王様綺麗だったね」
『……うん。そうだね』
イヴ「羽がどの妖精よりも大きくて、綺麗で、着ているドレスも金色に輝いてて……」
『(……金色のドレス)』
あんまよく見ていなかったからピンとこなかったけど、
結構最近に金色のドレスを着た奴をどこかで見たような気がする
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るんTEE(プロフ) - 玉ww子www (2022年12月28日 13時) (
レス) @page20 id: f628b0e3f3 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - Rukia (ゆっくりゆる)さん» 誤字の報告ありがとうございます (2021年5月4日 5時) (レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
Rukia (ゆっくりゆる) - 悪役だけを。◆30の前編位まで見てまた見に来ましたがやっぱり面白いです！後、わざとだったら申し訳ありませんが、ヴィルニキはシェーンハイントではなくシェーンハイトじゃありませんでしたか？ (2021年5月4日 4時) (レス) id: 2e12baa0e6 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - あつめ。さん» ご報告ありがとうございます。アダムとイヴの話好きです (2020年7月16日 17時) (レス) id: 11b37f809e (このIDを非表示/違反報告)
あつめ。(プロフ) - このキャラ感めっちゃ好きでいつも読ませていただいてます！アナザー（49ページ）のところで名前がアダムになっちゃってます…（ｺﾉﾘﾝｺﾞﾉﾊﾅｼｯﾃｱﾀﾞﾑﾄｲｳﾞﾉﾖｳｿｶﾅ） (2020年7月16日 16時) (レス) id: 4ea6ed452d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬雪
| 作成日時：2020年7月5日 0時
