◆19.ドワーフ鉱山 ページ21
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あの後、僕らは闇の鏡を通って��ドワーフ鉱山��に足をついた。
デュース「ここがドワーフ鉱山……
一昔前に魔法石の発掘で栄えたらしいが……」
グリム「うぅ……なんか出そうなんだゾ……」
夜でもあるからか、目前にある森は不自然なまでに静かで、グリム童話とイヴはビクついていた。
その様子が面白くて後ろからグリムの脇腹を突けば「んな"っ」と声が裏返った悲鳴が響いた。
グリム「何をするんだゾ！！」
『あっはははははははははははは！！』
「お前ら緊張感ないな……」
怒ったグリムから笑いながら逃げていると古びた家があった。
ところどころ苔が生えていたり、蜘蛛の巣は出来てはいるが僕らの寮より状態は酷い。
「こんな所に家なんてあるのか。話聞きに行ってみよーぜ」
イヴ「だ、大丈夫なのかな……」
『大丈夫大丈夫』
イヴ「だからAちゃん軽いってば……」
古びた家の扉を開けると、そこは案の定真っ暗で、誰かが生活しているという雰囲気はなかった。
デュース「誰もいないな……空き家か」
『にしても家具とか小さくない？』
その家の家具は全て小さかった。
テーブル、椅子、階段など。
まるで小人が住んでいたのではというくらいに僕達のサイズでは合わないものばかりだった。
『(椅子の数も多いな……)』
ざっと数えて七人分。
七人の小人……
『(あれ、これってまるで……)』
一つの��童話��が頭に浮かぼうとした時だった。
「にしてもお前らって顔ソックリだよな〜」
茶髪の男が僕とイヴを交互に見ながらそう言った。
デュース「僕もそう思っていた。双子か？」
イヴ「違うよ」
『なんなら姉妹でもないよ。赤の他人。
そういえば茶髪の君の名前を聞いてなかったね。名前はなんていうんだい？』
エース「俺？俺はエース……」
『……へー、君がエースかぁ。僕、エースに会ったら言ってやりたい言葉があったんだ』
エース「そうなのか？
てか、お前なんか怖くね？」
僕は素早くエースの背後に回り、ヤツの首に腕を回して、チョークスリーパーをキメた。
『よくもイヴとグリムをバカにしやがって！！その根性叩き直してやるから覚悟しな！！』
エース「〜っ！！！」
グリム「いいぞA〜！もっとやれ〜！」
『次はお前だからな、グリム童話』
グリム「ふな"っ！？」
イヴ「待ってAちゃん！エースくんの顔がどんどん青くなってってるよ！！」
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冬雪(プロフ) - コメントありがとうございます。どうぞ次にお進みくださいな (7月15日 10時) (
レス) @page50 id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
さ - 嫌いに!!なるわけ!!ないだろ!!寮長!!続き読んできます！！！ (7月15日 8時) (レス) @page50 id: 97d79e1a3f (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - るきあさん» コメントありがとうございます。見つけてくれてありがとうございます (2022年4月23日 17時) (レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
るきあ(プロフ) - やっと見つけた！！！！！！！！！！！！！！！！！機械壊れて占ツク入れてから数ヶ月探してたけど見つかりました…応援してます…一から読み直します‼️ (2022年4月23日 17時) (レス) id: e2065bbc2b (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - はわわさん» コメントありがとうございます。ハマっていただけて嬉しいです。自分もここまでくるとは思いませんでした (2022年4月13日 0時) (レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬雪
| 作成日時：2020年3月23日 0時
