■121.親子と師弟 ページ23
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前回のあらすじ。
鳥人間と炎人間に遭遇。
『(周りからの視線がやばい)』
目の前にはプロヒーローのエンデヴァーさんとホークスさんがいるということで、一般人からの視線が凄く、突き刺さる。
エンデヴァー「実の親にクソ親父はないだろ」
轟「クソにクソと言って何が悪い」
どうやら轟くんは反抗期のようだ。
普段見せない軽蔑するような表情に私はとりあえず間に入らないように轟くんの後ろに立つ。
だからホークスさんこっち見んじゃねぇですよ
『(あの鳥人間は察しがいいからなぁ)』
ホークス「……」
エンデヴァー「……友達か？」
『！』
轟「だからなんだってんだ」
今度はエンデヴァーさんも私のことをじっと見る。
これは挨拶したほうがいいだろうと思い、前に出ようとした刹那、地面が盛り上がり、大量の水が噴き出た。
『！？』
エンデヴァー「！！」
私達はその場から素早く退けると、混乱してその場から避難しようとする一般人の波に呑まれる。
轟「白野！！」
『轟くん……っ』
轟くんが私に手を伸ばすが人に押し流され離れてしまう。
ホークス「やーっぱりAだったんだ」
『！』
刹那、腕を引っ張られたと思ったらそのまま宙に浮かび、人が小さく見える程に空へと持ち上げられてしまう。
上を見上げると、やはりホークスさんだった。
『……やっぱりなんですか』
ホークス「髪の色と隙間から見える目の色に見覚えがあったから、って感じかな」
『よく見てますねぇ』
横を見ると噴き出た水は建物よりも長く、空に届きそうなくらいに湧き上がっていた。
よくアニメで見るような温泉が湧き出たような感じになって、あれほど湧き出てしまえば水溜りどころじゃない。
『これまた大惨事になりそうですね』
ホークス「植物よりも骨が折れそう」
『とりあえず轟くんが心配です』
ホークス「せっかくのデートが台無しになっちゃったね」
『は？』
ホークス「え？」
『私と轟くんは付き合ってませんよ』
ホークス「……」
「こいつマジかぁ」という表情をするホークスさんに「それより人がいないところに降ろしてくださいよ鳥さん」と揺れれば「はいはいはい」とビルの屋上を降ろされる。
私はフードと包帯を取り、血で剣を作り出す。
『とりあえず犯人を探してしばきますか』
ホークス「オーケー」
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冬雪(プロフ) - 夢桜さん» ありがとうございます。夢主気に入ってくれて大変嬉しく思います。 (2020年1月13日 1時) (
レス) id: 25f70c9881 (このIDを非表示/違反報告)
夢桜(プロフ) - 遅いですが続編おめでとうございます！更新される度とても楽しく見させて頂いてます！！夢主さんの性格や話が読みやすくてとても大好きです！これからも頑張ってください！ (2020年1月13日 0時) (レス) id: 505f8e7c76 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - over the rainさん» ありがとうございます。光栄です (2020年1月2日 19時) (レス) id: e98b400c56 (このIDを非表示/違反報告)
over the rain - え、まって、めっちゃ上手！文章の書きかたが上手すぎてビックリしました！応援してます！ (2020年1月2日 18時) (レス) id: a4bab14be1 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - 寝不足猫ﾁｬﾝさん» コメントありがとうございます。頑張ります (2019年12月25日 17時) (レス) id: 38a44182a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬雪
| 作成日時：2019年12月1日 0時
