□50.【ゴールド】歓迎パーティー ページ1
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『……よし』
宿題を見直し、計算ミスがないか確認して、やることはやったからもう寝ようかな、と思い欠伸をしていると突然扉がノックされる。
「はい」と扉を開けると満面の笑みをした芦戸さんとお茶子さんがいて首を傾げる。
『どうしました？』
麗日「Aちゃん暇？」
芦戸「この後予定とかない？」
『大丈夫ですよ。
今から寝ようとしていましたし』
芦戸「今！？まだ夜の８時だよ！？」
「お年寄りか！」と私にツッコミを入れるお茶子さんは私の手を引いて部屋から出そうとする。
芦戸さんに背中を押されながらエレベーターに乗ると共同スペースがある１階のボタンを押す芦戸さんに「なにかあるんですか？」と聞くと「ついてからのお楽しみ」とウィンクされた。
『(自主練のお誘いだろうか)』
１階に辿り着くと何故か真っ暗だった。
『……！』
暗闇は嫌いだというのに何故こんなにも私は暗闇に出くわす確率が高いのだろうか。
刹那、
「編入生さんいらっしゃ〜い！！」
『……え』
突然、明かりが点いたと思ったら１−Ａ組の人達がクラッカーを鳴らしまくり唐突な鮮明な色と光と音に目がチカチカする。ビックリした。
『……』
上鳴「……あれ、無反応？」
『……すみません、驚いただけです』
麗日「そうなの？よかった〜」
芦戸「サプライズが不発で終わるとこだったね〜」
『……あの、これは』
麗日「Aちゃんの歓迎パーティーだよ！」
『私の、ですか？』
芦戸「あと植物事件お疲れ様でしたの会」
切島「本命は歓迎パーティーの方だけどな」
葉隠「ほらほら、主役は座って座って！」
葉隠さんに腕を引っ張られ椅子に座らされる。
周りを見渡すと意外にも爆豪くんや常闇くんが居て「意外」と呟くと隣に座っていた八百万さんが耳打ちで「男子の方々が力尽くで連れてきましたの」と言う。
目の前のテーブルにはケーキやお菓子などがあって本当に歓迎されているらしい。
ジュースが入ったコップを手渡されると芦戸さんが立ち上がる。
芦戸「え〜皆様、今回はご足労いただきありがとうございます。中には最後の最後まで抵抗しまくった空気を読まない野郎がいたようですがちゃんと参加してくれていますので１−Ａ組全員集合しているというわけで」
「かんぱ〜い！！」
その合図と共に、グラスが触れ合う音が響いた。
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夢桜(プロフ) - 夢を見たのは緑谷君かっ！最初から見させて頂いてます！とても面白いです！無理せず頑張って下さい！夢主ちゃんの性格好きだなぁ… (2019年11月17日 12時) (
レス) id: 505f8e7c76 (このIDを非表示/違反報告)
カロメG - この主人公の子の性格とても好きです！推しのホークスも出て来てて嬉しいです！ (2019年9月23日 1時) (レス) id: e6da68bb26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬雪
| 作成日時：2019年9月21日 15時
