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72. ページ22

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ダダダダダッ、ダダダダダッ、追いかけっこは続く何処までも。



藤「待てぇー北山あぁ」



(嫌だ、お前にだけは絶対に捕まらない)



横「ゲームの趣旨、ずれてない?」

滝「あはっ」



(それでも)



ニ「うわっ、ミツ!?ガヤ」

五「あいつら何をやっているんだよ」

河「さぁ鬼ごっこじゃね?キャハハ」



そして逃げ込んだ、校舎の裏にある納屋の中。



藤「北山!」

北「わっ」



グイッと掴まれた腕が痛い。



北「放せ放せってば、あっ」



が、そのまま強く引き寄せられ抱きしめられ「なっ」



藤「良かった良っ…くっ‥誰にも捕まらなくて…よ」

北「ふじ…」



クイッとイキなり顎を持ち上げられ「チュッ」と重なった唇。



北「ふっ‥あ‥よせ…ぁ‥ふんっ」



振り解こうとした瞬間にニュルっと咥内へ舌が侵入し。

(だから、やめろってば)



北「んんっ…ふわっ‥ん…ぁ」



トックン、トックン、藤ヶ谷の心臓の音が聞こえる。



北「っ…はぁ‥ハァハァ」

藤「北山、ふっ」

北「んっ、ビクン」



何度も何回もキスをされ自分の心臓も高鳴りを増し。



北「ぁ…ん‥あ…はっ」



(どうして?なんで俺は、こんなにもドキドキしているんで?)

気がつけば、その背中へ手を回してしがみつき。

(あったけ、お前…めっちゃ‥温か…い)

やっと唇が解放されたときには、見つめる瞳に全身の血が逆流したかの如くカァーッと熱くなるのを感じた。



横「太輔、ミツ二人とも何処にいるのーー」



(あっ、横尾さん…だ)



藤「行こ北山、ワタが呼んでいる」

北「お、おう」

藤「ここだよワタ〜」



差し出された手を握りしめ外へと出る。



横「もう歓迎会、終わっちゃったよ」

藤「そっ、ふっ」

北「‥‥‥」

横「どうかした?ミツ」

北「あ…んで、どっちが勝ったんで?」

横「勝ち負けなんてないさ、これはね」



"いってみれば合コンみたいなものなんだから"

(さっきのあれ一体なんだったんだろう)



横「ミツ、聞いてる?」

北「あ、あぁ」

横「ほら、戻るよ教室に」



それから何故だか藤ヶ谷は機嫌が良く、暫くの間それは続き。

俺の頭の中では益々、ハテナが飛びかう事となる。

今日も1日が過ぎていく賑やか連中に囲まれながら。


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Tai.Qi(プロフ) - ちぐさん» いえいえ、こちらこそいつも有り難うございます、やはり元滝担として力が入ってしまうんです(笑)デビューが決まったとき嬉しい反面、二人の絡みが見れなくなるのが寂しかったので演舞場で久々共演した時は萌え〜でしたから(笑) (2018年10月24日 18時) (レス) id: ce1f6b094a (このIDを非表示/違反報告)
Tai.Qi(プロフ) - ももさん» 有り難うございます、同じく書いている作者さまにそう言って頂けると心が軽くなります昔から好きなんですよね気がつけば出演者がどんどん増えてしまって(苦笑)有り難うございます励みにし頑張ります。 (2018年10月24日 18時) (レス) id: ce1f6b094a (このIDを非表示/違反報告)
ちぐ(プロフ) - 先輩達の中でもやっぱり滝沢くんとの絡みは1番私の中で好きなやつです!Tai.Qiさんの作品は様々な人が出てきてくれるので妄想力が沸きます笑 いつもお話ありがとうございます! (2018年10月24日 18時) (レス) id: 49f8e6a8bb (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - Tai.Qi様 お久しぶりです!鈍感なKさん可愛いです!それを守るFYも(><)様々な方が出てきてニヤニヤしています。更新する度に怖い気持ちとても分かります!それでも書きたくなりますよねヽ(´▽`)/コメント出来ておらず申し訳ありませんでした!楽しみにしてます☆ (2018年10月24日 18時) (レス) id: db5af09c34 (このIDを非表示/違反報告)
Tai.Qi(プロフ) - 藤北かじゅさん» 有り難うございます、そう言って頂けると頑張って書いている甲斐があります亀ちゃんside初めてだったので少し不安だっただけに、とても嬉しいです。 (2018年10月6日 21時) (レス) id: ce1f6b094a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Tai.Qi | 作成日時:2018年10月4日 15時

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