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・藤ヶ谷side
(はぁ〜、これじゃ気が安まるときがない)
横「太輔、あの後ミツに何かした」
藤「んっ？」
自分の席に座り溜め息を吐いてたら、ワタにそう言われ北山の方に眼を向けると。
北「セカンドキスまで奪われてさ、それもＤだぜＤ…最悪じゃん‥ったく」
(あはっ)
横「さっきから、独りでブツブツ言っているんだけど」
藤「ふっ」
実は、こいつのファーストキスの相手はあの生徒会長ではなく。
藤「言っとくけど、おまえの初キスって相手は俺だよ」
北「はっ？」
横「ちょ、太輔」
藤「小学生のとき既に済ませておいたから」
ふふふっと笑うと驚いた顔をし固まってしまい、呆れ顔のワタ。
横「何も今、それを言わなくたって〜」
(だって、しゃくに触ったから北山が違うやつだと思い込んでるのが)
北「しっ、知らねぇもん、んなの覚えてない…し」
横「太輔が寝込みを襲ったんだ」
北「なっ、知ってたのか？横尾さん」
横「うん、まぁ…ね」
藤「いいじゃん俺の方が良かったって言ってたんだし」
北「蒸し返す？それ」
(あははっ、ワタの視線がちょっと痛い)
「何があったのか後でしっかり聞かせて貰うよ」とでも言うように。
(はい、分かっています)
横「ミツ、太輔はね」
北「だいたい男同士でキスして何がいいんだか俺にはサッパリ分からねぇ」
二「俺は分かるミツとチューしたいもん」
藤「お前は黙っていな」
二「どうして俺だってミツが好きなんだ、いいじゃん」
横「ニカ、今は大人しくしとこ」
二「ミツは絶対に渡さない」
(勝手に言ってろ)
そんなやり取りの中、ふと思い出す廊下ですれ違った気になる彼奴。
横「どうかした？」
二「ミツうぅ、ふぇ〜ん」
北「なつくなってばも〜う、はいはい」
あの眼、俺と同じ瞳をしていた絶対にＳそれもかなりのドＳ北山には近づけない方がいい。
(同族の勘ってやつ、ふっ)
もし接触したら手強いライバルになる気がした。
が、そう遠くないうちその機会は訪れる事になる上級生が企画した新入生歓迎会の席で。
あいつ玉森 裕太は、標的を北山へと定め俺に挑み掛けるかの如くニヤッと笑ったんだ。
(来いタマ、たがこいつは絶対に渡しはしない)
必ず護ってみせるから━
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Tai.Qi(プロフ) - ちぐさん» こんにちは、時々コメント頂いても通知メールが来なくて困ります(苦笑)今、気づきました申し訳ありません、お久しぶりです、はい初な北山さん争奪戦になってますノンリアルだからこそ描ける形ですが相変わらず私の作品は出演者が多くて(笑)宜しくです有り難うございます (2018年9月30日 11時) (
レス) id: ce1f6b094a (このIDを非表示/違反報告)
ちぐ(プロフ) - お久しぶりですm(_ _)m北山さんがうぶすぎるのか、周りがませすぎてるのか…何にも知らない北山さんを自分色に染めていきたいと思うのはもう仕方の無いことですね笑 生徒会組がこれから絡んでいってくれそうで楽しみです！ (2018年9月26日 17時) (レス) id: 49f8e6a8bb (このIDを非表示/違反報告)
Tai.Qi(プロフ) - つばきさん» こんにちは、この作品での初コメント有り難うございます嬉しいです藤ケ谷さん、かなりの溺愛型で描いていますノンリアルならではの設定ですが今後は少しずつ他のメンバーやジャニタレが出てきますので楽しんで頂けたら幸いです、いつも有り難うございます。 (2018年9月17日 14時) (レス) id: ce1f6b094a (このIDを非表示/違反報告)
つばき(プロフ) - Tai.Qi様こんにちは。がっつり排除していく藤ヶ谷さん大好きです。横尾さんが和らげてくれてるのがまた、ほっこりします。藤ヶ谷さんの活躍に期待しています。楽しい小説をありがとうございます (2018年9月17日 14時) (レス) id: 3eb51e8e4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Tai.Qi | 作成日時：2018年9月3日 18時
