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藤「覚えてないんだ？」
藤ケ谷は、再び無言で歩き出し俺達が向かう先から。
宮「タマさ〜ん教室、そっちじゃないってばぁ」
(あれ？あいつら)
塚「いつになったら戻れるんだろ俺たち」
(あはっ)
すれ違いざまチラッと、タマって呼ばれたやつがこっちを見てよ。
玉「へぇ〜ふっ」
キッとそれに反応し藤ケ谷が睨みつけ、不穏な空気が漂う。
(わっ、不吉な予感が)
それから連れてかれたのは屋上へと続く階段、とたんドンッと壁へと追いやられ。
(えっ!?壁ドン？)
藤「俺から離れるなって言ったよな」
いきなり、しかし今度はちゃんと聞こえるように耳元で囁き。
北「あっ、あれって約束だったんだ俺は小学生じゃねんだ独りでなんとかできる」
藤「なに言ってんだよ、さっきまで生徒会長の野郎に襲われかけてた奴が」
北「あ…いや‥」
こいつはキレ気味で、何も言い返せない自分。
(しかし襲われかけたは余計だ、こんな俺を襲う者好きなんていやしないさ)
北「少し油断してたからで、これから気をつければいいだけのことじゃん」
俺は何とか反論し思わず眼を逸らす、その強い眼差しに堪えきれなくて。
藤ケ谷は、もう過保護を通り越し何なの？理解不能だ。
藤「へぇ〜ひろはキスまでされて、どうしてそんな事が言えるのかな」
が、反って逆なでしてしまったのか呼び方が子供のころの「ひろ」に戻ってる。
口調は優しいが、顔はなんとも言えないほどの悪で満ち。
(あぁ〜もう、どうすればいいんで？)
言い訳を考えてる暇などなかった。
(そうだ藤ケ谷を冗談で笑わせ話を変えてみたらどうだろ)。
そうすれば、なんとかなるかもしれない。
のちに俺は、その安易な考えに深く後悔することになろうとは思いもせず。
北「あぁ〜しかし男とキスするくらいなら藤ケ谷とした方が良かったな」
言ってはイケない言葉を口にしてしまったんだ、むろん笑わすための冗談として。
「こんなとき、なにバカな事を言っているんだ怒ってたこと忘れちまった、あははっ」
というツッコミを待っていたのだけれど、藤ケ谷は予想だにしなかった言葉を投げかける。
藤「それ本当か？」
北「へっ」
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Tai.Qi(プロフ) - ちぐさん» こんにちは、時々コメント頂いても通知メールが来なくて困ります(苦笑)今、気づきました申し訳ありません、お久しぶりです、はい初な北山さん争奪戦になってますノンリアルだからこそ描ける形ですが相変わらず私の作品は出演者が多くて(笑)宜しくです有り難うございます (2018年9月30日 11時) (
レス) id: ce1f6b094a (このIDを非表示/違反報告)
ちぐ(プロフ) - お久しぶりですm(_ _)m北山さんがうぶすぎるのか、周りがませすぎてるのか…何にも知らない北山さんを自分色に染めていきたいと思うのはもう仕方の無いことですね笑 生徒会組がこれから絡んでいってくれそうで楽しみです！ (2018年9月26日 17時) (レス) id: 49f8e6a8bb (このIDを非表示/違反報告)
Tai.Qi(プロフ) - つばきさん» こんにちは、この作品での初コメント有り難うございます嬉しいです藤ケ谷さん、かなりの溺愛型で描いていますノンリアルならではの設定ですが今後は少しずつ他のメンバーやジャニタレが出てきますので楽しんで頂けたら幸いです、いつも有り難うございます。 (2018年9月17日 14時) (レス) id: ce1f6b094a (このIDを非表示/違反報告)
つばき(プロフ) - Tai.Qi様こんにちは。がっつり排除していく藤ヶ谷さん大好きです。横尾さんが和らげてくれてるのがまた、ほっこりします。藤ヶ谷さんの活躍に期待しています。楽しい小説をありがとうございます (2018年9月17日 14時) (レス) id: 3eb51e8e4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Tai.Qi | 作成日時：2018年9月3日 18時
