85 ページ39
.
『っ！？』
「あ〜、A。その服アズールに貰ったの？クラゲみたいにふわふわで可愛いねぇ」
『ふ、フロイド！？』
「はぁい、オレでぇす」
『あのまだ着替え中なんだけど…』
「知ってる〜、手伝ってあげよーと思って。はい、後ろ向いて」
『は、はい…』
ニコニコと笑うフロイドに何故か逆らえずAは後ろを向く。
ファスナーを上げる時にAの背中にホクロを見つけたフロイドは指先で触れた。
『ひゃっ』
「あはっ、可愛い声」
『フロイドっ、お願いだから早くしてほしいな』
「ん〜、しょうがないなぁ。はい、これで終わり」
『ありがとう…』
制服のポケットにスマホを入れて準備されていた靴に履き替える。
制服の時も思ったがサイズがピッタリなのは何故なのだろうか。
フロイドに手を引かれてアズールの元に戻ると、アズールら上から下まで確認して満足そうに頷いた。
「僕の見立ては間違いなかったようですね。似合っていますよAさん」
『ありがとうございますアズール先輩』
「おや、A可愛らしいですね」
「ジェイド〜」
店に入ってきたジェイドはたくさんのキノコが入った箱を持っている。
「またキノコですか…お前も好きですね」
「そんな嫌そうな顔をしないでください。キノコは栄養がたくさんあって身体にいいんですよ」
『キノコって美味しいよね』
「Aわかってくれますか！今日の賄いはキノコ料理ですので楽しみにしていてください」
嬉しそうに箱を抱えてジェイドはキッチンへ消えていく。
今日のキッチン担当は彼のようだ。
「さて、もうすぐ開店です。Aさんとフロイドはホール担当でお願いしますね」
「A、また変なやつに絡まれたらすぐオレ呼んでね。ギュッて絞めちゃうから」
『ふふ、わかったよフロイド』
最終確認で生徒たちの座る椅子やテーブルをアルコールで拭いていく。
そしてモストロ・ラウンジはオープンした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1299人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ここ(プロフ) - 葵さん» 葵さん、お返事がかなり遅くなってしまい申し訳ございませんっ！何故か通知が届いておりませんでした…。推し…尊いですよね！叫びたくなるお気持ちとてもわかります！応援ありがとうございますっ、頑張ります(*^_^*) (2021年8月1日 23時) (
レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 私もツイステしてるんですけど、おしが尊すぎて、叫んでは、うるせぇ！と怒られます(笑)これからも応援してます！頑張って下さい！ (2021年4月5日 13時) (レス) id: 6c3b400c86 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 出雲(あやりん)さん» 出雲さんツイステの事、お詳しいんですね！ツイステのゲームしてますよ、面白いですよね♪ツイステのゲームを知ってる私はヤベーやつですね（笑） (2020年11月4日 18時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
出雲(あやりん) - 僕、結構ツイステの事詳しいわ！もちろん名前も知ってる...って！ツイステのゲームしてます？面白いですよ！←知ってるとかヤベーやつw (2020年11月4日 17時) (レス) id: acd3599fae (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 星猫さん» 星猫さんお仕事が早い…！タイトル等決めてくれてありがとうございます^_^これからよろしくお願いします。 (2020年9月16日 13時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ここ
| 作成日時：2020年9月9日 7時
