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◇
エースとそんな会話をしたのが数週間前。
ある夜、家の呼び鈴が鳴りAは外に出た。
外には一人の男性が立っており、男性の後ろには漆黒の馬車が止まっている。
「こんばんは、A・ドリーミィさん」
『こんばんは。どちらさまですか？』
「私ナイトレイブンカレッジの新入生の送迎を担当している者です。この度は我が校へのご入学おめでとうございます」
深く頭を下げる男性を前にAは混乱していた。
何故自分にナイトレイブンカレッジからの迎えが来たのか。
『あの、失礼ですが何かの間違いじゃないですか？あ、もしかしてお隣の子のお迎えですか？』
「お隣といいますと、エース・トラッポラくんの事ですね。彼も我が校への入学が決まり先程別の迎えが来たところです。何も間違いではありませんよ」
『え、えぇ？ほ、本当に私？』
「A、どうしたの？あらお客様？」
『お母さんっ。この方はナイトレイブンカレッジの方らしいんだけど私を迎えにきたって』
「あら、お迎え今日だったのね。少し待ってて」
部屋から出てきた母に今までの事を伝えると、母は思い出したように部屋へ戻って行く。
すると大きいキャリーバックを転がしながら母は戻ってきた。
「とりあえず必要な物はまとめてあるわ。他の物はまた学校の方に送るから、いる物あったら連絡してね」
『あ、ありがとう…じゃなくて！え、なにこの荷物？ていうかお母さん知ってたの！？』
「かなり前にお婆さまから連絡があったわよ。当日までにAは隠しておくようにとは言われていたけど」
『こんな大事な事を本人が知らないってどうなのかな？』
「お父さんがいない時にお迎えが来たのが残念だけどまた連絡してあげて。ほら、お迎えの人を待たせちゃ悪いから早く行きなさい」
荷物を迎えの男性が乗せている間に母に背を押されるがまま馬車へと押し込まれ、状況が分からないまま動き出す馬車の中、唯一外が見える窓に張り付いて母を見る。
そこには母が笑顔で手を振って娘を送り出していた。
「行ってらっしゃい、私の可愛い娘」
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kumaMaco(プロフ) - ここ様初めまして！最近ここ様の作品に出会い、Re startをはじめRe〜以外の作品にも夢中になって拝見しておりました。素敵な作品に出会えて幸せです。有難うございます…！もし宜しければなのですがR作品の方のパスを教えて頂くことは可能でしょうか宜しくお願い致しま (12月16日 11時) (
レス) id: 39ab5c799a (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - おむはる。さん» おむはる。さん、はじめまして^_^お返事が遅くなってしまい申し訳ございません…！メッセージにパスワードを送らせていただきました。ご確認よろしくお願いいたします(*´꒳`*) (12月13日 17時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
おむはる。(プロフ) - ここ様、初めまして！以前からこの作品楽しく拝見しておりました！もし宜しければR18作品のパスワードを教えていただきたいのですが可能でしょうか...？どうかご検討のほどよろしくお願い致します！ (12月7日 19時) (レス) id: 113ac8c6ad (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - ?さん» はじめまして！作品を読んでくださいましてありがとうございます！パスワードをメッセージにお送りさせていただきました。お時間あります際にご確認よろしくお願いいたします^_^ (9月22日 20時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
?(プロフ) - ここ様、はじめまして！この作品が面白くて一気読みしました。r18作品のパスワードを教えていただきたいのですが可能でしょうか？ (9月16日 14時) (レス) id: 4f222d9579 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2020年8月27日 12時
