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◇
「お待たせしました、さぁ手分けして探しましょう」
『はいっ』
「学園長先生、Aさんありがとう、よろしくお願いします！」
しばらく3人で探していくが一冊、また一冊と横へと積まれていくばかり。
どうやら手掛かりになるような資料が見つからないようだ。
「………ない、やはりない。世界地図どころか有史以来どこにも日本なんて名前は見当たりません」
『こちらにも何もありませんでした…』
「こうなってくると先ほどのAさんの説が可能性としてありそうですね」
「異世界から来たということですか？」
「ええ。１つの可能性としてですが。ユウさん、貴方身分を証明できるものをお持ちですか？」
「それが財布もスマホも持っていないみたいなんです」
「困りましたね。魔法を使えない者を学園に置いておくわけにはいかない。かといって保護者に連絡が取れない若者を放り出すのも非常に胸が痛みます、私優しいので」
ユウは思った。
あまり胸が痛んでなさそうなのは気のせいだろうか。
「う〜ん………そうだ！学園内に昔寮として使われていた建物あります。そこで良ければしばらく貸して差し上げましょう」
「え、そんないいんですか」
「ええ、構いません。その間に貴方が元いた場所に帰れる方法を探るのです。あ〜、私なんて優しいんでしょう！」
『あの、学園長先生。私もユウくんと同じ場所に住むことはできますか？』
「「え！？」」
Aからのまさかの発言に2人は声を揃え驚いた。
『ユウくんが日本に帰れるようお手伝いをしたいんです。ダメ、ですか？』
「そんな子犬のような瞳で見つめないでください…ダメという訳ではありませんが貴方は女性でユウさんは男性ですよ？そこわかっています？」
『わかっていますよ？』
「う〜ん……ユウさん、貴方はどうなんですか？」
「僕としてはAさんがいてくれるなら嬉しいし心強いのでありがたいですが…」
「そうですか…、お二人が納得されているなら今はそうするとしましょう。では寮へ向かうとしましょうか。少し古いですが趣のある建物ですよ」
住む場所が決まって安心した2人はこれからのことを話しながら学園長の後を着いて行く。
その間にかなり打ち解け、AのことをAちゃんと呼ぶようになった。
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kumaMaco(プロフ) - ここ様初めまして！最近ここ様の作品に出会い、Re startをはじめRe〜以外の作品にも夢中になって拝見しておりました。素敵な作品に出会えて幸せです。有難うございます…！もし宜しければなのですがR作品の方のパスを教えて頂くことは可能でしょうか宜しくお願い致しま (12月16日 11時) (
レス) id: 39ab5c799a (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - おむはる。さん» おむはる。さん、はじめまして^_^お返事が遅くなってしまい申し訳ございません…！メッセージにパスワードを送らせていただきました。ご確認よろしくお願いいたします(*´꒳`*) (12月13日 17時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
おむはる。(プロフ) - ここ様、初めまして！以前からこの作品楽しく拝見しておりました！もし宜しければR18作品のパスワードを教えていただきたいのですが可能でしょうか...？どうかご検討のほどよろしくお願い致します！ (12月7日 19時) (レス) id: 113ac8c6ad (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - ?さん» はじめまして！作品を読んでくださいましてありがとうございます！パスワードをメッセージにお送りさせていただきました。お時間あります際にご確認よろしくお願いいたします^_^ (9月22日 20時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
?(プロフ) - ここ様、はじめまして！この作品が面白くて一気読みしました。r18作品のパスワードを教えていただきたいのですが可能でしょうか？ (9月16日 14時) (レス) id: 4f222d9579 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2020年8月27日 12時
