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病院へ向かうとすぐに検査を受けることになった、
そして生まれて初めての『検査入院』



正直、自分には縁のない話だと思ってた





病は気から、なんて言うけれど

本当にその通りで

たった少し病院のベッドにいるだけで



まるで大病を患っているかのような気持ちになった。






加えて、メンバーからのメッセージで

通知の嵐になっている





『大丈夫か〜?』


『北斗なら乗り越えられるぞ、頑張れよ』


『寂しくなったら電話してきてもいいんだからな』






まだ、病気だって決まったわけでもないのに

この扱いだ。



みんな心配性すぎるよ、

だからこそこれ以上心配はかけたくないな




何事もありませんように。


そう願った









そこから数日後、

検査入院を無事に終え、
ついに検査結果を聞く日がやってきた。









…え?

先生の説明なんて一個も頭に入ってこない









進行は人それぞれだけど、

筋肉が萎縮していく病気で

いつかは自力で呼吸もできなくなる。

言葉を発することも難しくなる。








そう診断された









その時一番に思ったことは、

メンバーに迷惑かけないようにしなくちゃ、


ってことだった。









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作者名:おむ | 作成日時:2021年10月24日 10時

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