月明かりの下で、君と約束をしよう (ページ8)

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第七話ページ8

駅に着くと、大柄な男の人が案内してる方に小走りで向かった。

ハリ｢サクラ！｣

『ハリー！さっきぶりね。』

ハリ｢ねぇ、サクラ。良かったら僕らとボートに乗らない？｣

ロンもハリーの横からひょっこりと顔を出していた。

『えぇ。』

きっと私は、今この瞬間もワクワクが溢れていただろう。

隣のボートにいるドラコと目が合わなければ。

｢『げっ...』｣

二人はお互いの顔を見ると、同時に顔を顰めてしまった。

ドラ｢これはこれは、お馬鹿なお嬢さんじゃないか。子供みたいにはしゃいで、楽しそうだな。｣

嫌味ったらしく言うので、私は何か反論しようとしたが無視することにした。

ドラ｢おや？馬鹿はまともな言い訳も出来ないのか？｣

『...何かしら。あまりに発言が幼稚すぎて、聞こえなかったわ。もう一度言って頂戴。』

ドラコは顔を真っ赤にして、歯ぎしりを立てた。

言い負かして気分爽快といったところで、私はハリーたちとお話をしていた。

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