月明かりの下で、君と約束をしよう (ページ37)

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第三十六話ページ37

『ハーマイオニー！！』

ハーマイオニーが談話室で、いつもの様に座っていた。

ハーマイオニーは私に駆け寄り、ハグをした。

『無事で良かった。』

私はハーマイオニーの頬を優しく撫でた。

ハー｢ごめんなさいサクラ、心配かけて。｣

『もう、解決した？』

ハーマイオニーはコクりと頷いた。

ハー｢でも、まだ完全にとは言えないの。｣

『そうね。』

きっと、これから先も、危険な事件は沢山起きるだろう。

だからこそ、幸せな日々を大切にしていこう。

私はハーマイオニーの手をぎゅっと握った。

ハリロン｢｢サクラ！｣｣

『ハリー、ロンも！』

私は2人にハグをする。

ロン｢いてて...｣

『あ、ごめん。』

私達はお互い顔を見て、笑い合った。

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学年最後の宴。

今日は得点が高い寮に、優勝カップが渡される。

ダン｢また１年が過ぎた。
今年の最優秀の寮を表彰したいと思う。では、得点を発表しよう。

第４位グリフィンドール、３１２点。

第３位ハッフルパフ、３５２点。

第２位はレイブンクロー。得点は４２６点。

そして第１位は４７２点で、スリザリンじゃ。

よーしよしよくやった、スリザリンの諸君。｣

スリザリンからは歓声が上がる。

ダンブ｢だがのぅ、最近の出来事も勘定に入れなくてはなるまい。ギリギリで得点をあげた者がいる。

まず、ハーマイオニー・グレンジャー。冷静に頭を使って見事仲間を危機から救った。５０点。｣

ハーマイオニーは嬉しそうに笑顔になる。

グリフィンドール生たちは、拍手や歓声が上がった。

ダン｢次にロナルド・ウィーズリー。
ホグワーツでも近年まれに見るチェスの名勝負を披露してくれた。５０点。｣

フレッドやジョージもいいぞー！と声を上げている。