月明かりの下で、君と約束をしよう (ページ33)

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第三十二話ページ33

『…ドラコ？』

ドラコは一気に距離を縮めてきた。

ドラ｢本気だったらどうするんだ。｣

『どういう………』

ドラコの顔がだんだんと近づいてくる。

私はその状況にドキドキしてしまい顔が熱くなる。

『ド、ドラコ………？近いよ……///////』

私はドラコの胸に手を当てて距離を取ろうとした。

ドラコは私の両頬をつねる。

ドラ｢その顔、他の男には絶対するなよ。｣

『いひゃい、いひゃいよ、ドリャコ！！！』

ドラコは頬から手を離す。

ドラ｢お前はもっと危機感を持て！！！！｣

『何よ急に！！！持ってるわよ！！！』

私はドラコの頬をつねり返した。

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消灯時間をとっくに過ぎた真夜中、部屋で物音がした。

私はその音で目が覚めてしまい、ちらりと隣の

ベッドを見ると、ハーマイオニーがローブに着替えていた。

こんな時間に彼女はいったい何をするつもりだろう。

声をかけるかどうか迷ったが、私はそのまま見なかったことにした。

ハーマイオニー、きっとハリーとロンだろう。

危ないことに巻き込まれなければいいのだが、と私は願った。