◎応援_shk ページ44
(リクエスト!!)(小学校高学年の息子と低学年の娘ちゃんがいます)
今日は子供たちの運動会。数日前から子供たちはリハーサルや準備やらでワクワクしていたのだ。そのお陰でつい私までお弁当とか作るのを力を入れてしまった。あはは…。
「ん、そろそろ行くか。」
『うん。カメラ持った？』
「持ったに決まってんだろ。お弁当は？」
『持ってるよ！』
せっかくの子供たちの運動会。どうやら私だけではなく彼も楽しみだったようで。珍しく私と同じ時間に起きてきた。
学校に到着すると、そこはもう保護者の人や生徒達で溢れかえっていた。これは我が子を見つけられるのだろうか…。
「ママぁ〜!!! パパぁ〜〜!!」
「うぉぇッ!?」
『あはは、わざわざ走ってきてくれたの？』
シャークんと二人でキョロキョロしていると、後ろから飛びついてきた。さすが小学生、元気が有り余っているらしい。
「おれリレー選手だからちゃんと見ててね！ 一番最初に走るから！」
「あんだけ練習したから大丈夫だよ。ちゃんと見てやるから。」
「私もね、ダンスいっぱい練習したから見てね。」
『そうだね、いっぱい練習したもんね〜。』
娘と息子の頭を撫でると、先生が集合の合図を出した。それに合わせて二人が手を振りながら集合場所に走っていく。あぁ、楽しみだなぁ、なんて。
「…あいつらも大きくなったよな。」
『ほんとにね。』
「しかもサラッとAから頭撫でてもらってるし。」
『いやそれは普通でしょ？』
「いやいや、俺に向かってドヤ顔してたからな？ 当てつけだぞあれ。」
そう言ってシャークんは不貞腐れたように視線をずらした。あれ、もしかして私の子供、策士に育ってしまったのでは…？ そんなことを思いながら私はシャークんの頭を撫でたのだった(別に妬いてねぇし！ って怒られたけど)
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もう一つ今日の夜あがる…かも…？
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作者名：モチモチな餅。
| 作成日時：2022年2月13日 22時
