36. 康二side ページ37
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今は６時間目なんやけど５時間目ぐらいからずっと頭痛いねん。
やけど、授業出んかったら遅れるだけやしけど、もうダメや……。
先生「向井くん？どうしたの？」
向「……っ…」
先生「っと……保健室行こうか。保健委員」
委員「はい」
保健室に行くと、、
先生「あら、康二くんも？」
向「も、？」
先生「蓮くんもなのよ」
向「……」
先生「それで、どうしたの？」
向「頭痛くて……」
先生「熱測ってみて」
pppp……
向「……」
先生「37.8。早退ね、電話するから横なってて？」
向「はい」
横になるとカーテン閉めてくれる。
寝てたんやな。
気づいたら家や。
宮「どう？まだ痛い？」
向「ｺｸﾝｯ……」
宮「そっか。薬飲める？」
向「ん、」
ゼリー食べてから飲んだ。
宮「おやすみ」
お腹トントンされてすぐに夢の中。
痛さに目を覚ます。
誰も居らん。
リビングいこ……
ｽﾞｷｯ…
向「ぃ……」
渡「康二？」
向「……しょ、たく…」
渡「寝てろよ。熱あんだから」
向「だれもおらん、ひとりやや」
渡「リビング行ったってたぶん同じだぞ。乗って」
向「え、」
渡「階段危ねぇから」
向「ん、ｷﾞｭｯ……」
しょーたくんがおんぶしてくれて何故か、たくまくんの部屋に。
佐「え、どうしたの？」
渡「リビング行くって言うから」
佐「あぁ、さすがにふっかに怒られるからここで寝てな？翔太いるから安心だし」
渡「俺いる前提かよ」
佐「え、そのつもりで来たわけじゃなかったの？」
渡「……早く布団敷いて」
佐「ごめんごめん笑よし、アイス枕とか持ってくるから寝かせといてね」
渡「ん、」
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作者名：聖奈
| 作成日時：2020年5月13日 13時
