35. 翔太side ページ36
・
佐久間に任されて、亮平の面倒を見る。
亮平の横にうつ伏せなってゲームをする。
ラ「しょっぴー！」
渡「ｳｸﾞｯ…亮平寝てるから静かに」
ラ「はぁい」
背中に乗ってるラウ。
重い……
宮「あぁ、こら。ダメだって言ったじゃん」
ラ「ごめんなさい……」
宮「ちょくちょく熱測ってね」
38.8
まだ、高いままだ。
阿「しょ、た…？」
渡「起きたか。気持ち悪いとかない？」
阿「ｺｸﾝｯ……抱っこ…」
渡「いいよ、来い」
阿「ｷﾞｭｯ……」
渡「ｷﾞｭｯ……」
阿「ｸﾞｽｯ……」
渡「どうした？」
いきなり泣き出した亮平にパニックになってると、、、
佐「亮平、どうしたのぉ。泣いたら余計苦しくなっちゃうよ。翔太、深呼吸」
渡「え？」
佐「っしょ……翔太がパニックになってると亮平も落ち着けないよ」
佐久間は器用に亮平を抱っこしながら俺の背中をさする。
佐「ほら、深呼吸。スー…ハー…そうそう上手上手」
佐久間に合わせて深呼吸をする。
佐「亮平、寝ちゃった」
渡「……」
佐「翔太には無理させちゃったね」
渡「…亮平に甘えられたの初めて……」
佐「そうなの？」
渡「いっつもひかるじゃん」
佐「あぁ、たしかに」
深「さくまー！しごとー！」
佐「亮平、お願いね」
『ﾊﾞｼﾝｯ……』
なにがあったのかわかんないけど、ちゃんと泣き止ませれるように頑張ろ。
どれだけだったんだろ。
いい匂いがしてきた。
阿「しょ、た」
渡「ん？起きたか」
阿「ｷﾞｭｯ……さっき、泣いてごめんなさい。」
渡「なんで謝んだよ笑謝る必要ないだろ？」
深「もっと優しく声掛けてあげなよ笑ご飯できたよ」
渡「ん、あ、熱測って」
阿「ん、」
さっきよりは下がってそうだけど。
pppp……
深「37.8まだあるから明日は学校お休みかな」
阿「え、明日数学あるのに……」
深「だーめ。熱あるのに行かせられません。早く学校行きたかったらご飯食べて薬飲んで寝てください。リビング行くよ」
阿「はぁーい…」
明日は学校行かないとな……。
行きたくねぇ……。
深「翔太？」
渡「へ？あぁ、」
リビングに行く。
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作者名：聖奈
| 作成日時：2020年5月13日 13時
