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33. 宮舘side ページ34
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2階が騒がしい。
ただ、騒ぐ音じゃないな。
宮「なにやってんの」
渡「こいつが悪いんだよ！」
岩「はぁ？先にやってきたのお前だろ！」
渡「はぁ？お前だろ！」
岩「ふざけんな！」
宮「亮平、大丈夫？」
阿「……しょうた…けいこうぺん…」
宮「借りに来たの？」
阿「ｺｸﾝｯ……ひかる…じふんつかってんのにかした…」
宮「うん」
阿「それで…しょうたも…まだつかってて……それで……」
宮「そっか。ありがとう。リビング行ける？」
阿「ｺｸﾝｯ……」
宮「気をつけてね」
阿「ギューして…」
宮「ｷﾞｭｯ……いい加減にしなよ。亮平泣かせてどうすんの。照も貸せないなら貸さなきゃいい。翔太も自分のあるでしょ」
渡「……ねぇよ…」
宮「この前買ってきたしょ」
渡「……俺もらってない…」
宮「そんなはずないと思うけど」
岩「亮平、ごめんな？」
阿「ん、しょうたにもちゃんとして…」
岩「……ごめん」
渡「ん、俺もごめん」
岩「やるよ。それ、」
渡「いいよ」
岩「俺まだ別のあるから」
宮「別のあるなら最初からそれ使いなよ」
岩「……ん、」
亮平を抱っこしてリビングに行った。
宮「ほんとにないの？なくしたの？」
渡「そうだよ」
また佐久間に頼むか……。
あ、夕飯作んないと！
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作者名：聖奈
| 作成日時：2020年5月13日 13時
