15. 莉犬side ページ16
.
.
.
｢おはよー｣
｢今日体育あるよね？｣
｢えー小テスト勉強してなーい｣
朝、校門から教室へ向かう生徒たちで、
校舎は賑わっていた。
ズコーーーーー
ジ ｢おはよーわんちゃん ♪
今日も朝から牛乳飲んでんの？
その身長のままで可愛いいからええやん？｣
最近、この先輩にちょっかいをかけられる
ジ ｢今日ころんと一緒やないん？ラッキー｣
り ｢……｣
( ジ ｢わんちゃんのこと口説いてるんやけど｣ )
…というパワーワードを残して
どこかへ消えていったこの先輩は、
サッカー部部長の ジェル先輩だ。
ジ ｢わんちゃん、寝癖ついてる｣
身長高いジェル先輩は少し屈んで、
俺の頭に手を伸ばして来た。
顔近っ！！！！
ぷいっと、ジェル先輩の顔と反対を向いた。
この人……距離感近いんだよな……
ジ ｢ふ……ほんと可愛ええなあ｣
り ｢// っな！
その可愛いとか言うのホントやめてください！！｣
ジ ｢え〜？ それは無理やね ♪｣
も〜〜なんなんだ！
こ ｢部長ちわーす！
ってまた莉犬にちょっかい出してる…笑｣
り ｢あ！ころん！｣
俺はそそくさと、ころんの方へ逃げた
ジ ｢おはよ〜！じゃあ、またねわんちゃん ♪｣
ジェル先輩は、
満足そうに手を振って校舎へ歩いていった。
こ ｢そうとう気に入られてるな笑｣
り ｢いや、気に入られてるって……俺男だよ？｣
こ ｢部長、どっちもイけるで有名よ？笑｣
り ｢んえええ？？｣
こ ｢はは、部長カッコ良くていい人だけどねー？？｣
り ｢ちょっと、やめろよ〜〜！！｣
ころんは大爆笑しながら、俺の前を歩いて行った。
ホント人事なんだから………
.
.
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 84人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
すみれ - るきあさん…なんて最高な物語を作ったんですか…もうすごすぎて泣いちゃいましたよぉ(泣) (2022年12月3日 16時) (
レス) @page44 id: 69b8b4c83b (このIDを非表示/違反報告)
快斗 - 神様がいる！！！ (2021年8月5日 14時) (レス) id: 887095f102 (このIDを非表示/違反報告)
快斗 - 神様がいる！！！ (2021年8月5日 14時) (レス) id: 887095f102 (このIDを非表示/違反報告)
るきあ(プロフ) - 朱音さん» 茜さん！というか朱音さん！コメントありがとうございます(´∀`) ほんとにそんなお褒めいただけて、嬉しすぎます(/ω＼)/// 頑張れます！//// (2021年6月12日 22時) (レス) id: e863d72ae7 (このIDを非表示/違反報告)
朱音 - この小説の為に、『神』という言葉は生まれたのか…なるほど… (2021年5月4日 22時) (レス) id: 8c7310438b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：るきあ | 作成日時：2021年1月27日 13時
