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優しすぎる……
圧倒されて唖然としてたら
｢よしっ｣
って手を叩いて、終わろうとするから
『ちょ、ちょっと、まって、話進めないで
本気で言ってるの？！』
思わず肩を掴んでこっちに身体ごと向かわせた
｢うん、本気｣
そしたら彼は肩に視線をやったあと
嬉しそうに頬を緩めて
当然のように言ってくるから
とうとう私はおでこに手を添えて俯く体勢を取ってしまった
『ねぇ、、』
｢Aの全部が好き。
素直ですぐ思ったこと口にしちゃうところも勿論
だけど、Aが気を使ってたら
好きなとこ1つ、俺見れなくなるわけですよ｣
『1つくらいs…』
｢ダメ、1個1個ぜんぶ超だいじ
だから、俺の服だけじゃなくて、なんだろ、？
俺自身に向かって？仕草とか、行動とか、諸々
…Aが好きだ、って思ってくれた時に
好きって言って欲しいの
……俺勘違いしないからさ｣
『そういうことじゃなくて…』
…ほんとうに
�犂�違いしないから��
なんてそういうことじゃないんだって。
何分たってもこの攻防戦で
私が頑なに首を縦に振らないでいると
少し彼は困った顔をして
｢ねぇA｣
なんて呼んで
『なに』
顔をあげた私に
わざとリップ音をならすキスをしてきた。
『、、なに』
｢おれのすきが伝わるかなって｣
『いきなり？』
｢難しく考えないでほしーの
友達とか、兄弟とか、家族とか、
無意識に好きだなぁって思って言っちゃう感覚で
そーゆーときあるでしょ｣
『…あるけどさぁ』
｢俺は、特別、なんでしょ？
だったら俺もそれでいいじゃん。
歴代曖昧な関係を通して、初の特別枠的なさ。｣
『特別枠、』
｢そ。
ってかだいたい、おれさ
好きってほんとはすっごい幸せな言葉なのに
それを言っちゃっただけでこんな猛反省してる
Aなんて見たくないし｣
『…それで北斗はいいの？
私はいや。
いくら合意型曖昧な関係でも
そんなの、、
北斗を傷つけまくるだけな気がする。
……ただでさえ今も』
｢俺は大丈夫って言ってるでしょ｣
『でも……』
優しすぎるから、少し怖い。
こんな優しい人を傷つけたくないし傷つけられない
彼が言う�狆�し進めた関係�瓩�
北斗が傷つくことが目に見えてるんだけど
.
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れんり。(プロフ) - bbbさん» コメント気が付かなくて、時間が経ってしまっていてすみません。。とても嬉しいです、ありがとうございます！ (2021年5月3日 17時) (
レス) id: f1c4f19e3d (このIDを非表示/違反報告)
bbb - 凄く面白いです！更新楽しみにしてます！ (2021年3月15日 15時) (レス) id: 07513b1c51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れんり。
| 作成日時：2021年2月26日 23時
