Mafia . 2 ページ4
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6人を連れて車の後ろの座席に乗せる。
俺はいつもの定位置である助手席に乗り、運転手に車を出すよう言う。
6人は、家に着くまでの間ずっと無言。
家に着いてからも、風呂場へ連れていく時や、食事の時、1人がコクりと頷くだけで、後の5人は無言でそっぽを向いている。
風呂と食事が終わると、6人の部屋を用意させ、部屋に押し込む。
俺は自室に戻り、近くのふかふかの椅子に座り脚を組んで、煙草を吸う。
『……はぁ。』
ふぅーっと吐いてから溜息をつくと、コトりと近くのテーブルにコーヒーの入ったカップを置かれた。
「主人様、あの子達が先程お話されていた…?」
メイドに声をかけられた。
黒髪のボブヘアで少し大きめの丸い眼鏡をかけ、ロングスカートのメイド服姿の彼女。
もう何年もここに仕えている。
『ん、そう。さっき話したやつ』
「あの子達のお世話は誰にさせましょう?私の他にメイドはあと3人しかいませんし、執事も4人くらいしか…私がお世話をしてもよろしいでしょうか?」
『執事の誰かにやらせるからいい。お前は俺のとこにいて。』
と言い、灰皿に煙草を置いてからコーヒーを一口飲む。
「ふふっ…もう、主人様ったら。」
クスりと笑うメイド。
すると、突然部屋のドアをノックされた。
メイドが駆け寄り、「はい」と言いながらドアを開けると、今度は長年仕えている執事がいた。
「主人様、お届け物です」
と、少し大きめの紙袋を渡される。
中身を確認してから執事に紙袋を渡し、ガキの部屋に置いておくように伝える。
「かしこまりました。」と言って執事は軽く頭を下げてから部屋を出ていった。
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朝、食事の時、6人のガキは俺からのプレゼントであるカラーシャツと、黒のジャケットとパンツを身に着けていた。
食事が終わると、6人は俺の方を見る。
『おはよう。
さて、今更だけど…言わねぇとな。
__________ようこそ、我ファミリーへ。』
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あずきいろ
ラッキーアルファベット
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ミクス - エ?何コノ話? 物凄くいいですね!私にもこんな文章力があれば…! ていうか本当に良い話ですね!クズマフィア?変な愛情植え付けられたただのイケメンジャマイカ! (2018年10月29日 20時) (レス) id: 589b89f7ba (このIDを非表示/違反報告)
おみや(プロフ) - 白雪?さん» コメントありがとうございます!私もメイドさんとくっつけたいなって思いながら書いてます…← (2018年4月28日 22時) (レス) id: b5c4769cf4 (このIDを非表示/違反報告)
白雪?(プロフ) - 、、、もうメイドさんとくっついてよ、、、切ないよ、、、 (2018年4月27日 20時) (レス) id: 8403ebf52e (このIDを非表示/違反報告)
?___ニャチャ??*????(プロフ) - おみやさん» 待ちます!!待ちます!!ずっと待ってます!!!!!!!!!!!!!!! (2018年4月5日 19時) (レス) id: b942457534 (このIDを非表示/違反報告)
おみや(プロフ) - ?___ニャチャ??*????さん» コメントありがとうございます!大好物ですと…!?あ、あ、死なないでください!笑 亀更新ですが気長に待って頂けたら嬉しいです…! (2018年4月5日 16時) (レス) id: b5c4769cf4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おみや | 作成日時:2013年10月5日 22時