悪夢 ページ38
唯愛「白木 唯愛です、宜しくお願いします...」
白木 唯愛...
声も小さく弱々しい彼女が、のちに鬼殺隊崩壊にまで至る事件を巻き起こすとは、誰が想像しただろうか。
胡蝶「私は蟲柱、胡蝶しのぶです。」
甘露寺「私は、恋柱の甘露寺 蜜璃です...///あのっ、遠慮なく蜜璃って呼んでね!」
宇髄「俺は音柱の宇髄天元。」
煉獄「鬼殺隊炎柱、煉獄 杏寿郎だ!共に鬼殺隊を支えて行こう!」
楓「(あーあ...こんなの、全然大したことないわね。)」
悲鳴嶼「鬼殺隊岩柱、悲鳴嶼 行冥だ...南無阿弥陀」
伊黒「俺は蛇柱、伊黒 小芭内...」
不死川「不死川 実弥、風柱だ」
唯愛「...」
唯愛は少し小刻みに震え、黙っていた。
そして柱達...前の事件のようなことは二度と起こしてはならないため、新しく面識の無い柱に警戒していた。
いくら初めて会った人だからと言って、その人が本当の事を言っているとは限らないからだ。
西條邸...
『...寒い、嫌な予感がする。』
真衣「姉さん?」
自分は昔から嫌な予感がすると、寒気が襲ってくる。
何だろう...
真衣「姉さん、寒いなら羽織を着た方がいいよ?」
『違う...寒いんじゃなくて、嫌な予感がしたの。』
「自分は昔から嫌な予感がすると、寒くなる」と伝えた。
すると真衣は少し怯えたように私に聞いて来た。
真衣「それって私たちに、何か起こるの...?」
『ううん、今回は何か独特な寒気がした。きっと私たちじゃなくて、私たちの“身の回り”にいる人かも。』
そう、私のこの“嫌な予感”は必ず的中する...
真衣「私たち人間って、何かに怯えて生きないといけないのかな...」
『...』
その頃、産屋敷邸では...
楓「どうしましたか?唯愛さん?」
胡蝶「先程から変ですが...体調が良くないのでしょうか?」
唯愛「いいえ、大丈夫です...」
ここは初めて来た場所だから緊張するのだろうと、胡蝶は心配していた。
だが、ここで楓が唯愛に鋭い視線を送っていたのに、また誰も気が付かなかった。
楓「(チッ...早くしろよ。)あの、大丈夫ですか?」
唯愛「ッ!?」
すると唯愛はふらふらと立ち上がり、震える手で何かを取り出そうとした。
誰もがソレに目を向け、静まり返った。
自分が注目されているのが分かり、唯愛は焦りながら懐を探っていた。
時透「(絶対に何かおかしい...)」
冨岡「...」
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ラムネ - ヨッシー2号さん» 頑張って今日は後編まで出しますw (2020年3月2日 14時) (レス) id: 1a10dbe1cb (このIDを非表示/違反報告)
ヨッシー2号 - 続きッ!続きをッ!くださいッ! (2020年3月2日 13時) (レス) id: 068bdbacd4 (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ - らい太郎さん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2020年2月29日 13時) (レス) id: 1a10dbe1cb (このIDを非表示/違反報告)
らい太郎(プロフ) - 真衣ちゃァァん!私真衣ちゃんみたいなキャラ?悪女からいい子に、見たいなキャラが好きで、ほんと!ありがとうございます!←最新頑張ってください! (2020年2月28日 23時) (レス) id: 61d99012e6 (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ - マドレーヌさん» すみません、悪女の苗字を変更しました! (2020年2月27日 22時) (レス) id: 1a10dbe1cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ラムネ | 作成日時:2020年1月5日 23時