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『もう...これ以上、関わらないで。』

甘露寺「ッ...ごめんなさいAちゃん!!貴女のこと信じてあげられなくて!」

『...』

宇髄「A、俺も済まなかった...」

は?

胡蝶「...ごめんなさいAさん。貴女を信じてあげられなくて...今までひどい事を貴女に浴びせて、傷つけてしまい、本当にごめんなさい。」

恋柱、音柱や蟲柱は頭を下げてきた。

でも自分は何も感じなかった...

拳を力強く握り、怒りを堪えた。


何が「ごめんなさい」だよ、そんなの“自分が許してもらいたいだけの言葉”でしょ。


伊黒「あぁ...俺達は取り返しのつかない事をした、だが、お前も最初から何で“自分じゃない”と言わなかっ
たんだ...」


悲鳴嶼「そうだ。私達も悪いが、言わなかったAにも非が有る...南無阿弥陀。」


胡蝶「お二人の言う通りです...何で初めっから言ってくれなかったんですか?」


真衣「お前ら...“最低”なクズだな。」と、

何故か真衣が同情してくれた。


胡蝶「はい?クズにクズって言われても説得力がないですよ?早く消えてください。」

伊黒「お前など仲間でもなんでもない。さっさと死ね。」

不死川「消えろ...もう二度と顔を見せんな...」



『本当、クズだよね。早く死んでほしいよ。』

胡蝶「だそうなので、早く消えてく『お前らだよ』

...え?」

時透「まだ気付かないの?自分たちの惨めさに。」

甘露寺「ど、どう言う事なの?」

冨岡「はぁ...」



御息女「「お館様の御成です。」」

お館様が二人の御息女の肩を借り、歩いて来た。

あまね様もご一緒に隣を歩いて来た。

あまね様「先程の話を聞かせていただきました。」

お館様「そして勿論、真衣には鬼殺隊を抜けてもらう。」

真衣「そうそう、早くこんな偽善者の集まる所から出て行きたね。」

真衣は悪びれる要素もなく、淡々と答えた。

お館様は話の早い真衣の次に、私に声掛けてきた。

お館様「そしてA...本当に鬼殺隊を辞めるのかい?」

『はい。真衣の言った通り、私はこんなグズの集まりに居たくありません。』

お館様「そうか...Aがこれ以上傷付くより、その方が良いのかもしれない。

今まで“良く頑張ってくれた”ね。」

『はい...ッ』


涙が出た。

“良く頑張ってくれたね”

その言葉で安心して出た、一粒の涙...


それが二つ、三つと静かに溢れた。

地面の砂利に染み込む涙...

頑張ったよ→←柱



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ラムネ - ヨッシー2号さん» 頑張って今日は後編まで出しますw (2020年3月2日 14時) (レス) id: 1a10dbe1cb (このIDを非表示/違反報告)
ヨッシー2号 - 続きッ!続きをッ!くださいッ! (2020年3月2日 13時) (レス) id: 068bdbacd4 (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ - らい太郎さん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2020年2月29日 13時) (レス) id: 1a10dbe1cb (このIDを非表示/違反報告)
らい太郎(プロフ) - 真衣ちゃァァん!私真衣ちゃんみたいなキャラ?悪女からいい子に、見たいなキャラが好きで、ほんと!ありがとうございます!←最新頑張ってください! (2020年2月28日 23時) (レス) id: 61d99012e6 (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ - マドレーヌさん» すみません、悪女の苗字を変更しました! (2020年2月27日 22時) (レス) id: 1a10dbe1cb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ラムネ | 作成日時:2020年1月5日 23時

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