もし他人だったらこの一線は越えられたのだろうか２

3ｰｰ▽ ページ10

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稜雅はベットに上がる






『これ以上近付いたら稜雅のウインク永遠とリピートするわよ、いいの？』






「そうやって強がるのはやめなよ、言っとくけど俺は男だよ？」






『そ、それが何！知ってるわよ！』







「男をなめるなってことだよ」







後ろに下がり壁にぶつかる









稜雅は見つめながらジリジリと近づく








『近付いたら巻き戻しするって言ったわよね』









リモコンをテレビに向け巻き戻しした時、リモコンを取られテレビを消され手首を掴まれる






テレビの音が消え、隣の部屋から親たちの笑い声が聞こえる








「させない」







その瞬間、目の前が真っ暗になり唇に感触が伝わる





見えないっっ！





何されているのかすぐに分かった







手で目を塞がれキスをされている







『んっっ…！！』





目を塞いでる手を掴む








いつ親が部屋に入ってくるかわからない緊張と、片方の手は掴まれ目を塞がれキスをされている興奮で心臓が一気にうるさくなった





稜雅は唇を離して






「もう見るの禁止な」





優しく耳元で囁く






『もっと』






「え？」





『もっとして……………キス』





「は！？」




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