検索窓
今日:5 hit、昨日:14 hit、合計:203,995 hit

ページ9

ーー



ねぇ、洋服とか向こうの部屋に置いたままだし



これ完全にヤラれるヤツ!




一生懸命頭を回転させる




近くにある凶器となるもの






風呂桶しかないよッッ!





いや無いよりかはマシか!





心臓バクバクしながらタイミングを見つける





タッタッタッ




足音が近づいた!!




タッタッタッ………




今だ!





『ャっ……ヤーーーー!!!』





ドン!






「いてっっ!!」







こわいこわいこわい!



とにかくひたすら殴りまくれ!!!!






「イタイって!やめろって!俺だよ俺!」






『うるさ……!!!!…って……あれ?』






よく見たら稜雅だった






『え、稜雅!?なんで!?』





「いや…、鍵空いてたから………って……そのカッコ!!」





その瞬間稜雅に抱きついてそのままAと一緒にその場でしゃがみこむかたちになった



「おおおっと、どした!」








『あぁーーもうバカ!アホ!怖かったんだからぁあぁあ!』









何かの糸が切れたかのように泣き崩れた






『うぅ〜馬鹿ぁ〜』





「うん、馬鹿だねごめんね…」




一気に涙が流れ落ちた






『アホぉお〜ヒックッッ』






「うん、アホだった」






『うぅぅ〜』





「とりあえず洋服着ようね」





涙が止まらなかった





それは恐怖からの解放されたからなのか





久しぶりに稜雅の顔を見たからなのかよくわからないけど









稜雅はAが落ち着くまで優しく背中を擦り続けた





ーー

▽→←▽



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (47 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
366人がお気に入り
設定タグ:超特急 , リョウガ , 船津稜雅
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:オレンジ | 作成日時:2016年2月3日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。